176.誘拐 ページ14
エミリーside
エミ｢…｣
危なかった…もう少しで "飼い主" に見つかるところだった。
｢ほぉー！｣
私の腕の中で彼の梟が暴れる
…ごめんなさいね、もう少しだけ我慢して頂戴
エミ｢…でも、さっきはありがとう。おかげであの二人を荘園に連れ帰ることが出来たわ｣
後はナワーブ達を荘園に戻すことが出来れば…
私の役目は終わり、サバイバーもハンターも元気を取り戻してくれるはず
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
イソップside
これは今朝の出来事でした。
今日は少し早めに目が覚めてしまい、水を飲もうとキッチンに向かった時だった。
ガチャっと音を立てて家のドアが何者かによって開けられた
…誰？
カヴィンさんはリビングのテーブルで寝ている。
起こすなら彼が1番ですが…
｢…イソップ？｣
イソ｢…え？どうして貴方が…エミリーさん｣
エミ｢あぁ、良かった。本当にここにいたのね｣
何故彼女がここに？
彼女もこの世界に来てしまったとしか考えられませんが…どうやってこの場所を突き止めた？
エミ｢実は、エマに貴方たちが別の人の家に住んでるって聞いて、それでイライの梟をちょっとお借りしたのよ｣
イソ｢それ、誘拐じゃないですか…カヴィンさんはまだ寝ていますが、起こした方が良いですか？｣
エミ｢そうね、お願いするわ｣
僕はとりあえず、家に上がっても良いが、まだ寝ている人がいるから静かにするように伝えた
リビングに移動すると、相変わらずカヴィンさんは静かに寝息を立てて気持ちよさそうに眠っていた
少し罪悪感はありましたが、彼の体をユサユサと揺さぶって無理やり起こした
カ｢んん…いそ、ぷ？｣
彼はすぐに起きてくれましたが、やはりまだ眠かったのか背伸びをして大きなあくびをする
僕はエミリーさんがこの世界に来て、今この家にいることを伝えた
カ｢…そうか。ところで本人はどこにいるんだ？｣
イソ｢え？さっきまでそこに…｣
"そこにいましたけど"
そう言いかけた時だった。誰かに背中をドンッと押された。突然のことに驚いて踏ん張ることが出来ず、バランスを崩して壁に激突した…
と、思っていた
ビックリして目をつぶっていたためよく分かりませんでしたが、壁に激突する？瞬間に聞きなれた音が聞こえました。恐る恐る目を開けるとそこは…
｢…やぁ、久しぶりだね。元気にしてたかな？納棺師｣
イソ｢何で…ジョゼフさん！？｣
ということは、もしかしてここは…荘園！？
どういうことなんですか…？
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かえで - 最初から見させてもらいました〜！！所々泣いちゃいましたが…それほど良い作品ってことだな！うん！ありがとうございました！！！ (2021年11月21日 16時) (
レス) id: 84cc654938 (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - 期末テスト……あぁーー俺も明日から勉強期間だー。作者様も頑張って下さい！！！！ (2021年11月7日 23時) (レス) id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
ナワーブ推し - いつも見させてもらってます！更新楽しみにしています(´˘`＊)頑張ってください٩(ˊᗜˋ*)و (2021年11月7日 19時) (レス) @page32 id: 91b77bfbcc (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - 【湖の宝石】さん» アンケートなら答えさせていただきました！でも、なんかうわー！ってなっちゃうんですよね〜 (2021年10月25日 18時) (レス) @page17 id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
雪葵(プロフ) - うわー！みんな帰っちゃう〜！！！！ (2021年10月24日 9時) (レス) @page15 id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)
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