五十七話 ページ9
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まさかこんな状況に遭遇するとは思っていなかったからインベントリ内には大したアイテムが全くない。
強いて言うなら直前まで作っていた回復系アイテム…そして例の村とその帰り道ネザーで入手した簡単な資源で武器になりそうなものは何一つ持っていない。
今から作ろうにも堂々とクラフトなんかが出来るわけもない。何かを作るならインベントリ内でするしかないけどそこで出来るアイテムなんて棒とか木材のような使えないアイテムだけ………。
｢…っ｣
いや、私が何とかしないとここで死人が出てしまうんだ…サッチさんが死ぬ？それだけは絶対に嫌だ…！何か使えるアイテムは…！
サッチさんはともかく目の前にいるティーチさんに気取られないようにインベントリ内を必死に確認し、何かこの状況を打破できるものが無いかと探していた時。
｢…！｣
見つけた。
エンダーパール…そういえばネザー経由で行き来する時に湧いていたから倒したんだった。これならサッチさんの元に向かう事が出来る…いける…！
｢っ、サッチさん！｣
｢おいバカやめっ…！……！？瞬間移動！？｣
ティーチさんの目線が私からサッチさんへと移った瞬間、その隙を逃すまいとすかさずエンダーパールをサッチさんの方向へ全力で投げる。
エンダーパールは綺麗な弧を描いてサッチさんの手前で床に落下しその瞬間私はそこへワープする。サッチさんの前に来ることが出来れば後は簡単な事だ。
｢すぅ……。誰かぁぁぁあああ！！！助けてぇぇぇ！！！！｣
｢ ｢！？！？｣ ｣
静まり返った船内に響く一人の叫び声。頼もしい彼らならきっとすぐにでも駆けつけてくれるだろう。
もう大丈夫と勝ち誇った笑みを浮かべてティーチさんを見ると、まさか仲間を呼ばれると思ってもいなかったのかさっきまでの余裕はなく焦りの表情を浮かべていた。
｢くそっ……早くそれをよこせ！！｣
｢サッチさん危ない！！！｣
ﾀﾞｧｧｧﾝ という一発の銃声が鳴り響く。
撃たれる。
そう頭が判断した時考えるよりも体が先に動いていた。
いつもだったらそういう行動はマルコさんに怒られるけど今回ばかりは助かった。
人生初の銃なんて内心ビビりまくりで、無意識に体が動かなかったら私はきっと棒立ちしていただろう。
｢大丈夫か！？しっかりしろ！！｣
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マシロ＿mashiro(プロフ) - ramune0610さん» お久しぶりです(*´▽｀*)マインクラフトは楽しかったしネタも余ってるので書いてみたいんですが、如何せん白ひげ海賊団以外の解像度が低いもので…検討はしてみます(- -；) (7月17日 20時) (
レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ＿mashiro(プロフ) - わたあめさん» 返信遅れちゃってすみません！この作品結構勢いでか書いちゃったので文章も拙いですが、そう言っていただけて嬉しいです！ (7月17日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ＿mashiro(プロフ) - 麗葉さん» ここだけノリノリで書きましたww (7月17日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ramune0610 - お久しぶりですまた。マインクラフトのシリーズお願いしたいです！また出来たらでいいですのでお願いしたいです！ものすごく面白かったです。 (7月17日 16時) (レス) @page32 id: cc4e64aa01 (このIDを非表示/違反報告)
麗葉 - 血祭りのとこ大好きですｗお疲れさまでした！ (5月24日 13時) (レス) @page32 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシロ＿mashiro | 作者ホームページ：http:
作成日時：2023年3月20日 17時
