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マリフォードの戦場を一言で表すなら‘‘地獄’’だった。
既に両軍多くの死者が出ており、モビーディック号は赤犬のマグマにより焼失。
ただ、一つだけ本来起こるはずだった未来と違う事があるとすれば、それは白ひげの状態だろう。白ひげはAの能力によって持病を完治させており、老いによる弱体化を考えれない程に回復していた。
しかし、どれだけ戦力が上がろうが、最終的に
「よう見ちょれ…」
「…おい!!待て!!」
「ルフィ!!!!」
ビブルカードに気を取られて油断してしまった‘‘麦わら’’のルフィに襲いかかる赤犬の拳。
誰一人として動くことが出来なかった中、エースだけが咄嗟に体を動かしルフィを庇う体制に入った。
_このままだと、エースが死んでしまう
ぽこん
爆発音や銃声の中聞こえたその場に似合わない柔らかい音。聞き覚えのあるその音に、エースは 「どうして…」 と、ぽつり呟く。
エースの体を貫くはずだった拳は、エースと赤犬の間に投げられた何かによって弾かれた。
「!?」
何が起こったのか、白ひげ海賊団でさえも分からなかった。
その場にいたエース達にしかその音は聞こえなかったため、何者かによって金色に輝く何かでエースが助かった、その事実だけが頭に入る。
「‘‘どうして’’…?愚問ですね。大切な人を守るのに理由なんて入りますか?」
「……っ、A!!??」
突如
(危なかった…間一髪で不死のトーテムを投げ込む事が出来たから良かったけど…もし…1秒でも遅れていたら…)
忘れてはならない、ここは一瞬の油断が死につながってしまう戦場だということを。
Aは改めて頂上戦争の戦場に来てしまったことを自覚し気を引き締め直す。
「相変わらずめちゃくちゃな末っ子なこった…A、説教は後でだ。エース!!早く逃げるぞ!」
未だに状況を理解していないルフィの手を引きながらマルコがエースに向かって叫ぶ。
本当は今すぐにでも白ひげを侮辱した赤犬に襲いかかりたいが、これ以上やったとしても敗北以外無いと判断しエースはマルコの声に応えるように走り出した。
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マシロ_mashiro(プロフ) - ramune0610さん» お久しぶりです(*´▽`*)マインクラフトは楽しかったしネタも余ってるので書いてみたいんですが、如何せん白ひげ海賊団以外の解像度が低いもので…検討はしてみます(- -;) (7月17日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ_mashiro(プロフ) - わたあめさん» 返信遅れちゃってすみません!この作品結構勢いでか書いちゃったので文章も拙いですが、そう言っていただけて嬉しいです! (7月17日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ_mashiro(プロフ) - 麗葉さん» ここだけノリノリで書きましたww (7月17日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ramune0610 - お久しぶりですまた。マインクラフトのシリーズお願いしたいです!また出来たらでいいですのでお願いしたいです!ものすごく面白かったです。 (7月17日 16時) (レス) @page32 id: cc4e64aa01 (このIDを非表示/違反報告)
麗葉 - 血祭りのとこ大好きですwお疲れさまでした! (5月24日 13時) (レス) @page32 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マシロ_mashiro | 作者ホームページ:http:
作成日時:2023年3月20日 17時