二十話 ページ20
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「いやぁ大量大量!!」
運良くゲート周辺に要塞が見つかり、目的のネザーウォートだけでなくポテト(ブレイズロット)も手に入りさらにさらにチェストには鉱石類も微々たるものだけれど入っていた。
要塞にたどり着くまでにも色々手に入ったし、後はウィザスケヘッ……ではなく!!ガストの涙を手に入れれば帰るだけ。欲を出してはいけない。欲を出せばその先に待っているのは全ロスのみ(経験済)
「あぁーー!!やっと見つけたよい…!」
敵モブと私以外誰もいないはずの空間。
そしてマイクラの世界では存在しないはずの声。
聞き覚えのある声に若干驚きつつもギギギと錆びたロボットのようにゆっくりと振り返るとそこにはモブに襲われたのか所々怪我をしているマルコさん。
あっれぇ…なんでここに?と困惑したけれど、よくよく考えればネザーに来てからだいぶ時間が経ってるよね…。
あ!もしかして心配して来てくれた!?という考えにたどり着きとりあえず治癒のスプラッシュポーションを投げておく。
「うおっ…と、傷が…」
「治癒のスプラッシュポーションです。これは効果の持続時間が少し減る代わりに投げて使えるんですよ。だからほら、飲む時間が短縮されて戦闘中でも使いやすいですよ」
「いよいよ何でもありになってきたなその能力」
「うーん…そうですか?」
(そうだよい!!)
マルコさんが迎えに来たということはそろそろ帰って来いってことなんだろうけど…生憎まだ豆腐…ガストを見つけていないからなぁ…。近くにいれば狩ろうかな、なんて思いながら辺りをキョロキョロと見渡すと……。
「…あ、居た」
「居た?何が……ってな、何だありゃ…!?」
壁に隠れて少し見ずらいが体がどデカいおかげでうっすらと見える白。お目当てのガストちゃんです。
もう少しこっちに近づかないかな?あ!そうそう良い感じ!あともうちょっと左に…うんうん!その位置!ようしもうすぐ火の玉が来るから構え!バッター1番!A!
「おいA…何を構えて……火の玉!?」
マルコさんは急に野球バットを持つかのような構え(エアー)をとった私を不審に思いガストへ視線を一度戻し、ちょうどそのタイミングがガストがカッと赤いその目を見開いてこちらへ火の玉を飛ばして来た。
さぁさぁ、ストレス発散の時間だ…!
「ぐっ……不死あざ」
「手出し無用!!んん〜〜…よいしょぉぉー!!!!」
「は…??」
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マシロ_mashiro(プロフ) - 雛苺さん» 前作から見て頂きありがとうございます!こっちは話のテンポがかなりスローペースですが、よろしくお願いします(*´▽`*) (2023年3月18日 11時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ_mashiro(プロフ) - ramune0610さん» な、なんとガチ勢の方ですか!?マイクラ知識がないのがバレてしまう……!!応援ありがとうございます(*´▽`*) (2023年3月18日 11時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ramune0610 - 初コメ失礼します いや〜マイクラガチ勢なのですごく見ててめっちゃいいですねもうすごいですまた投稿待ってます!頑張ってください!応援してます。 (2023年3月18日 11時) (レス) @page14 id: cc4e64aa01 (このIDを非表示/違反報告)
雛苺(プロフ) - マシロさんこんばんはー!2作品目待ってました(*´艸`*)とても面白くてまたまた何回も更新してるか見に行っちゃったり読みなおししてます(笑)白ひげ海賊団が大好きでまた書いてくれて嬉しいです♪これからも無理しないように頑張ってください(*´ω`*) (2023年3月16日 22時) (レス) id: 74ffc9ebbc (このIDを非表示/違反報告)
マシロ_mashiro(プロフ) - ゆゆさん» あ、それ私の作品ですね。いえいえ大丈夫ですよ!以前も間違われたことあるので笑。念の為言っておくと前作の『私を見て欲しかった』も支部で書いた『助け手に気づいて欲しくて』の転載です(一応)。 (2023年3月16日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マシロ_mashiro | 作者ホームページ:http:
作成日時:2023年3月11日 18時