番外編・事実確認☆ ページ47
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頂上戦争から数ヶ月が経ち、やっと海軍の追っ手がエース奪還を諦めた頃。
白ひげ海賊団の末っ子ことAの自室にて、一つの電伝虫が持ち主へ電話がかかってきたことを知らせるため鳴いていた。
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ……ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ……
ガチャッ
『もしもし〜繋がってる？』
｢うん、バッチリだよ。最近やっと落ち着いてきたからこれからは毎日連絡も出来そう｣
『本当？やった！』
電話の主は、‘‘赤髪’’のシャンクスの娘であり、一時期はAと同じ舟の上で姉妹として過ごしていた少女、ウタである。
あの日、赤髪海賊団と再開したウタはシャンクスを含む幹部達と和解し、再び赤髪海賊団の音楽家として順風満帆な日々を過ごしていた。
あれ以来二人が会話をすることは無かったのだが、それには互いに深い事情があった。
一つは、諦めの悪い海軍が定期的に白ひげ海賊団に接触し、海賊王の息子であるエースを処刑しようと目論んでいたからだ。
それにより落ち着いて連絡の出来る環境が整うまで、Aはもちろんその他の
そしてもう一つは、ウタが直接彼らにエレジアに置いていかれた理由を尋ねたからだ。
トットムジカ。
まだ幼かったウタが好奇心から呼び出してしまったソレは一晩で国を破壊し、国王以外の民を殺し尽くした。
その原因が自分自身にあると知ったウタは酷く憔悴し、心の整理が着くまで部屋に閉じこもっていた。
｢…もう大丈夫そう？｣
『うん。私、もう逃げないって決めたから。私は私の罪と向き合って、償っていくよ』
｢ふふ、それは良かった｣
さて、今回電話をかけてきたのはウタの方からだったが、実は連絡を取り合おうと提案したのはAの方であった。
『それで、今日はどうしたの？』
｢ちょっと、聞きたいことがあってね…｣
『聞きたいこと？』
そう、Aは彼女にあることを確かめたかったのだ。
しかし質問した結果自分の心を追い詰めることになるのではないかと思うと、どうしてもあと一歩の勇気がない。
｢……いや、やっぱり｣
『いいから話して！ね？』
｢……うん｣
ここまで渋るのは勿体ないと主張するウタに、Aは覚悟を決めて恐る恐る口を開いた。
｢…し、白ひげ海賊団が来たあの日の事についてで…｣
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マシロ＿mashiro(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます！やっぱり仲違いしたままは後味が悪いですもんね。最後までご愛読ありがとうございました(*´▽｀*) (2023年5月8日 7時) (
レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - コメント失礼します！ 一気読みしてしまいました。最終的にそれぞれの、気持ちを話し合って和解できて良かったなって思いました。とても、面白かったです！！ (2023年5月7日 23時) (レス) @page50 id: 18462604da (このIDを非表示/違反報告)
マシロ＿mashiro(プロフ) - 文ストオタクの一般人さん» 過保護になりすぎないように執筆していたはずなのにいつの間にか…妄想って怖いですね笑、どんどん拡がっちゃいます。ご愛読ありがとうございました！ (2023年3月14日 16時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - 皆過保護だけどマルコがｗｗめっちゃ良かった！、、、です！ (2023年3月14日 8時) (レス) @page47 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ＿mashiro(プロフ) - 桔梗さん» そう言っていただけると執筆したかいがありました！最後までお付き合い頂きありがとうございます！！ (2023年2月10日 18時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシロ＿mashiro | 作者ホームページ：http:
作成日時：2023年1月7日 15時
