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七話 ページ9








自分で言うのもおかしなことだが、私は相手の心を見透かすのが得意だ。天眼で心を読んでいるのか?とよく言われるけれど、残念ながら契約を破った今の私にはそんな事は出来ない。相棒と会話をすることすら出来ないというのに。

おっと、話を戻そう。彼女…Aは不思議な人だというのが第一印象だ。周りとは必要最低限までとはいかなくても、誘われなければしない、必要性のないことはしない、という性格をしていた。

だが試合となるとまるで別人で、彼女の道具である篠笛の音色は私達の勇気を奮い立たせ、痛みで我を忘れそうな時は暖かく包み込んでくれた。


『もうすぐで寸止めです。頑張って!』

『…』


やはりここは先輩後輩の経験の差なのだろうか。彼女にはどうしても敵わないと思ってしまった。

どんな状況でも決して諦めず、ダウンしようが体が泥まみれになろうがお構い無しにチェイス、解読、救助、補助をする彼女はとても素敵に思えた。




それと同時に、もっと彼女の事を知りたいと思った。




『A〜、カスタム行こうぜー』

『…他を当たってください。急に何気持ち悪い』

『そう言うなって〜』





…ナワーブ、どうして君が彼女の横にいるんだい?
どうしてAは少し嬉しそうなんだ?
何で私は 「Aさん」 としか呼べないだ。

どうして、どうして、どうして。

彼女の事を分かってやれるのは私だけなのに。
彼女の理解者にならなければ。
彼女の事をもっと知らないと…もっと、もっと。

ずっと彼女の傍にいれば他の男も寄り付かないだろう。



『もっとだ。彼女の位置を常に把握しておくんだ』



相棒を利用する形になってしまうのは少々心が痛むが、これは彼女のためなんだ。


だから、




『今日も元気そうで何よりだよ変態クラークさん』


『イライのおかげで気が休まる時がないよ…はぁ』




四六時中、私の事だけを考えてくれ。

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マシロ_mashiro(プロフ) - 皆さんお久しぶりです。ちょっとずつ更新を再会出来たらなぁと思っているので、またよろしくお願いしますm(*_ _)m (余談ですが、名前をマシロに変更しました) (6月4日 13時) (レス) @page19 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ルイにゃ(プロフ) - 【湖の宝石】さん» wwwwお互い頑張りましょう (2022年9月30日 8時) (レス) id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - ルイにゃさん» コメントありがとうございます!現在かなりの亀更新ですがよろしくお願いします (2022年9月30日 8時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ルイにゃ(プロフ) - んwめちゃくちゃ面白いwwwwwwああwwwイベント参加ありがとうございます!更新楽しみです (2022年9月30日 7時) (レス) id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - まゆさん» お待たせしました!どうなるんでしょうかね〜 (2022年9月19日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:【湖の宝石】 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2022年5月3日 10時

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