七十九話 ページ35
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懐かしい夢を見た
まぁ、懐かしいと言ってもたった数週間前までは当たり前だった日常なのだけど
朝なかなか起きない私を叩き起すお母さん
ちょっと怖いお母さんを苦笑いしながら見ているお父さん
外に出ると待ってくれている友達
学校に着けばクラスメートの皆
あぁ…会いたいな…
＿さん
元の世界に、現実の世界に戻りたい
ソフィアでいるのはもう疲れた
＿Aさん
疲れたんだよ…
｢Aさん！｣
｢うわっ……あれ、リッパーさん？｣
ジョゼフから逃げるように全力疾走し、ハンター館に着いたら眠くなってきた所までは覚えてるんだけど…
｢やっと正気に戻りましたか。ところで、貴方覚えてないんですか？｣
｢…えっと、何がですか？｣
私が覚えてないことを確認すると、リッパーは面倒事に巻き込まれたかのようにため息をついて言った
｢貴方、ソフィアさんに戻ってましたよ｣
｢…はい？｣
｢ですから、一時的にソフィアさんが戻ってきていたんですよ｣
｢はぁぁああ！！？？｣
突然何を言い出すかと思えば、私が一瞬元の世界に戻ってソフィアはこっちに戻ってきていた？
そんなわけない、だって私はあっちに戻った記憶が無いんだから
｢もしかすると、お互い戻った時の記憶が無いのかもしれませんね。向こうも驚いていましたし…｣
"なんなら言いたい放題言われましたよ" とリッパーは付け足した。まぁ、ソフィアはハンターを少し嫌ってたっぽいからね
｢今までにこのようなことはありませんでしたか？｣
｢え？そんなこと…いや…｣
あった。一度だけ思い当たることがあった
最後の背景推理を達成したあの試合
あの後、トレイシー達に質問攻めされてからの記憶が全くなかった
｢ふむ…その様子だと心当たりはあるようですね。恐らくですが、タイムリミットが近いのでしょう｣
｢た、タイムリミット？｣
｢そうタイムリミット。貴方がここにいられる残り時間のです｣
信じられなかった
いつかは帰りたいと思っていけど、こんな…すぐだなんて思いもしなかった
だって、私まだ…やるべき事をやってない
ソフィアとサバイバーの皆の誤解とか、そういうのを全部解決して、和解して…仲直りしてもらいたかった
｢そうですね…では、私から一つアドバイスを。決して悔いの残らないようにしてください｣
｢…分かってる｣
やり残したこと
それはソフィアとサバイバー達を仲直りさせること
｢絶対にやってみせる｣
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マシロ＿mashiro(プロフ) - 1お26:00さんさん» 初コメありがとうございます！多分この作品が書いている時に私自身一番ワクワクした作品なので、そう言っていただけて嬉しいです！ (7月17日 12時) (
レス) @page24 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
1お26:00さん(プロフ) - 初コメ失礼します、もう本当にページをめくる度にドキドキハラハラニヤニヤしながら見てます。唐突ですがこの作品が大好きです！読み込んでしまいます ˘ᵕ˘ 。深夜の3時辺りから見始めたのですが、もう朝の5時半です笑 (7月17日 5時) (レス) @page13 id: 600b9d7455 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - アヤネ@暇潰し更新さん» コメントありがとうございます！私事のせいでグダグダ更新になってしまい大変申し訳ございませんでした(土下座)次回作でもお会いすることがあれば、その時はまたよろしくお願いします(´ ˘ `∗) (2022年2月13日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ@暇潰し更新(プロフ) - 遅れてすみません！完結おめでとうございます！コメントはしなかったものの楽しく見させていただきました！これからも応援致します！(訳)コメントできなくてすんませんしたぁ！ (2022年2月13日 17時) (レス) @page49 id: 4eab459e35 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - いつもラグいさん» ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)私もハピエン大好きなんですよね〜！応援ありがとうございます！ (2022年2月11日 13時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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