七十二話 ※ ページ28
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※ちょっぴりグ ロい？表現入ってます
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
｢
そう言うと、左手の刃を大きく振りかぶり、目の前にいるエマとヘレナに向かって振り下ろした
｢エマ！ヘレナ！｣
ナワーブが必死に庇おうとするも、ソフィアさんに操作されて動けていなかった
私も"彼女"で守ろうとしたけれど、一度が限界だった
一撃目、二撃目…合計2ダメージを負って二人はダウン状態になる。
するとリッパーはニヤリと笑いながら私の方を振り返った
｢
｢っ、イライ！｣
｢う…っく…｣
私はリッパーの殺気に狼狽えてギリギリまで動くことが出来ず、何とか窓を乗り越えたものの恐怖の一撃を食らってダウンしてしまった
残るはナワーブだけ…なのだが、先程リッパーは後は私だけと言っていた。
つまり、ナワーブはその対象ではないということ
目的が全く分からず、ソフィアさんの方を見ると、ニヤッと笑って再び手を動かした
｢は…おい待て、ソフィア…何の冗談だ｣
｢私は本気よ。貴方の大ッ嫌いな事を、してあげる｣
ソフィアさんは、ナワーブを操作して腰にあるグルカナイフを手に持たせていた
傷のせいか、それとも雪のせいか上手く頭が回らない
けれど、これだけはわかった
ソフィアさんは、本気だ…と
｢や、やめろ！｣
｢えいっ｣
ナワーブは、グルカナイフをエマに向かって振り下ろした
エマの呻き声と共に、真っ白な雪が血で染っていく
ナワーブは "やめろ、やめろ" と叫ぶだけで、止めることは出来なかった
それもそのはず、身代わりに指名された人は、彼女に逆らえないのだから
ダウンしてから数分後、最初にエマが失血死した
あの時のナワーブの絶望した顔は今でも覚えている
次にソフィアさんが狙ったのはヘレナだった
｢…ごめんね｣
エマにもたれ掛かるようにして、ヘレナがその上に倒れた
ただでさえ赤かった雪が、今度は赤い液体に溶けていく
次は、私の番なのか…
意識を失う直前、リッパーの横で冷たい目で睨んでいたソフィアさんが、小さな声で呟いたのが聞こえた
｢…貴方のこと、信じてたのに｣
そこで私の意識は途絶えた
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マシロ＿mashiro(プロフ) - 1お26:00さんさん» 初コメありがとうございます！多分この作品が書いている時に私自身一番ワクワクした作品なので、そう言っていただけて嬉しいです！ (7月17日 12時) (
レス) @page24 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
1お26:00さん(プロフ) - 初コメ失礼します、もう本当にページをめくる度にドキドキハラハラニヤニヤしながら見てます。唐突ですがこの作品が大好きです！読み込んでしまいます ˘ᵕ˘ 。深夜の3時辺りから見始めたのですが、もう朝の5時半です笑 (7月17日 5時) (レス) @page13 id: 600b9d7455 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - アヤネ@暇潰し更新さん» コメントありがとうございます！私事のせいでグダグダ更新になってしまい大変申し訳ございませんでした(土下座)次回作でもお会いすることがあれば、その時はまたよろしくお願いします(´ ˘ `∗) (2022年2月13日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ@暇潰し更新(プロフ) - 遅れてすみません！完結おめでとうございます！コメントはしなかったものの楽しく見させていただきました！これからも応援致します！(訳)コメントできなくてすんませんしたぁ！ (2022年2月13日 17時) (レス) @page49 id: 4eab459e35 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - いつもラグいさん» ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)私もハピエン大好きなんですよね〜！応援ありがとうございます！ (2022年2月11日 13時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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