六十六話 ページ21
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イライside
彼女の第一印象は、礼儀正しい人だった
次々と来る質問にも一つ一つ丁寧に返答し、少しデリカシーのない、プライベートに関することも話せる範囲は話していた
｢ソフィアさん、君の外在特質はどのようなものなのかな？｣
皆に便乗して、自分が特に気になっていたことを質問してみる。ソフィアさんは荘園の主から届いた手紙を広げ、こちらに手渡しをした
｢ふむ…『身代わり人形』『殿堂級』『傍観者』
なかなか変わった外在特質だね｣
｢私も何が何だかサッパリで。良ければ後日、練習をさせていただいても？｣
｢試合には種類があってね。カスタムという練習用の試合もあるから自由に練習すると良いよ｣
そう言うと、彼女はニコッと笑ってお礼を言い、女性陣の輪へ戻って行った
新人が来た時は荘園の主から数日の練習期間設けられる
理由は簡単、新人ははっきりいって足でまといにしかならないからだ。
ソフィアさんも例外ではなく、次の日からはサバイバー全員で協力してカスタムをひたすら繰り返していた
ただ、彼女の場合は私達サバイバーの特質も覚える必要があったため、チェイスに関してはかなり難航していた
彼女が荘園に来てから数日がたち、初めての試合がやってくると、同じ試合のメンバーは全員でソフィアさんを激励していた
｢君ならできる｣
｢いっぱい練習したから大丈夫だよ！｣
｢何かあったら俺に任せろ！｣
結果としては、惨敗だった
"生身の人間を操作する" という、普通なら経験することなどありえない行動に本人も戸惑っていて、練習の成果が上手く出せなかったのかもしれない
さらに運の悪いことに相手はジョゼフだった
対写真家の治療や裏救助などをまだ教えていないのもあり連携が上手く取れず、通電すら出来ずに四吊りで終わった
｢気にすんな、ちゃんと教えてなかった俺達にも責任はある｣
｢次頑張れば良いんだよ｣
｢じゃあ今度一緒に練習しようよ！｣
最初はまだ皆も許せたのかもしれない
当時はまだ私達サバイバーの方が勝率が良かったから、多少戦績に傷がついても取り戻せたから、だから許容できたのかもしれない
…けれど、ガラテアなどの強いハンターが増えてからは、私達サバイバーの勝率は見るも無惨な事になり、イライラすることが増えたことにより次第に上手く立ち回れないソフィアさんに苛立ちを覚える人も増えていた
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マシロ＿mashiro(プロフ) - 1お26:00さんさん» 初コメありがとうございます！多分この作品が書いている時に私自身一番ワクワクした作品なので、そう言っていただけて嬉しいです！ (7月17日 12時) (
レス) @page24 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
1お26:00さん(プロフ) - 初コメ失礼します、もう本当にページをめくる度にドキドキハラハラニヤニヤしながら見てます。唐突ですがこの作品が大好きです！読み込んでしまいます ˘ᵕ˘ 。深夜の3時辺りから見始めたのですが、もう朝の5時半です笑 (7月17日 5時) (レス) @page13 id: 600b9d7455 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - アヤネ@暇潰し更新さん» コメントありがとうございます！私事のせいでグダグダ更新になってしまい大変申し訳ございませんでした(土下座)次回作でもお会いすることがあれば、その時はまたよろしくお願いします(´ ˘ `∗) (2022年2月13日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ@暇潰し更新(プロフ) - 遅れてすみません！完結おめでとうございます！コメントはしなかったものの楽しく見させていただきました！これからも応援致します！(訳)コメントできなくてすんませんしたぁ！ (2022年2月13日 17時) (レス) @page49 id: 4eab459e35 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - いつもラグいさん» ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)私もハピエン大好きなんですよね〜！応援ありがとうございます！ (2022年2月11日 13時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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