六十四話 ページ19
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｢え？…なんで、ここに……ヘレナ｣
周りハンターは一人もいないため、今この場にいるのは私とヘレナの二人だけ
…つまり、誰も助けてくれない
｢す、すみません…こっそりつけていました｣
｢…どこまで。いや…"どこから" 聞いてたの｣
全て聞かれてしまった可能性がある事にに焦り、無意識に低い声で軽く睨みながらヘレナに問いかける
ヘレナは私が不機嫌になっていることに気づいたのか、ビクッとしながら答えた
｢さ、最初から…です｣
｢そう。…で、ヘレナはどうしたいの？｣
全部聞いていたのなら仕方がない、ソフィアの演技をやめてAとして話す
｢…元々私は、貴方に感謝しに来たんです｣
予想外の言葉に"は…" という乾いた声が出る
ヘレナはそのまま言葉を続けた
｢私を突き飛ばしたのは、わざとじゃないんですね？それに…あなたが必死に取り出そうとしていた本は "点字の本"
…私は嬉しかったんです。私のために行動してくれた事が｣
こちらに喋る隙を与えないぐらい、ヘレナは私や"ソフィア" に対する恩を話してくれた
特にソフィアに関する話が多くて、目が見えない自分を気づかってくれたこと。
試合では "ここに移動するよ、今ここよ、今から何をするよ" といった状況説明をして、安心させていたこと
｢ソフィアさんは…とっても良い人なんです。…でも、私達のせいで彼女は変わってしまった｣
背景推理もそうだったけと、ヘレナの言葉からも分かる
やっぱりソフィアは元々善人だったんだ
きっと荘園に来た頃も…でも今は真逆…一体どうして
｢貴方がどこまで知っているのか検討もつきません…ですが、もしも "ソフィアさんを狂わせた出来事" を知りたいというのなら…私は包み隠さず話します｣
例の出来事…例の試合
イライが出した条件 『ヘレナ、エマ、ナワーブと仲良くなる』という条件はクリアすることが出来た
つまり、約束通りイライはあの試合について話してくれるということ
｢ありがとうヘレナ。でも、イライに話して欲しいんだ｣
｢イライさんですか…？分かりました、貴方がそう言うならイライさんに任せたいと思います｣
イライは朝の試合は無かったし、多分自室にいるはず
…早く向かおう。そして、全部聞き出すんだ
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マシロ＿mashiro(プロフ) - 1お26:00さんさん» 初コメありがとうございます！多分この作品が書いている時に私自身一番ワクワクした作品なので、そう言っていただけて嬉しいです！ (7月17日 12時) (
レス) @page24 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
1お26:00さん(プロフ) - 初コメ失礼します、もう本当にページをめくる度にドキドキハラハラニヤニヤしながら見てます。唐突ですがこの作品が大好きです！読み込んでしまいます ˘ᵕ˘ 。深夜の3時辺りから見始めたのですが、もう朝の5時半です笑 (7月17日 5時) (レス) @page13 id: 600b9d7455 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - アヤネ@暇潰し更新さん» コメントありがとうございます！私事のせいでグダグダ更新になってしまい大変申し訳ございませんでした(土下座)次回作でもお会いすることがあれば、その時はまたよろしくお願いします(´ ˘ `∗) (2022年2月13日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ@暇潰し更新(プロフ) - 遅れてすみません！完結おめでとうございます！コメントはしなかったものの楽しく見させていただきました！これからも応援致します！(訳)コメントできなくてすんませんしたぁ！ (2022年2月13日 17時) (レス) @page49 id: 4eab459e35 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - いつもラグいさん» ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)私もハピエン大好きなんですよね〜！応援ありがとうございます！ (2022年2月11日 13時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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