五十九話 ページ13
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二人で情報共有をしていたエマと白無常さんは、しばらくすると私達三人を見つめて目でこう訴えた
"どういうこと？説明して" と…
｢エマ、これには訳が｣
｢ソフィアさん｣
言い訳をしようとすると、エマは私の言葉をさえぎった
そして、私を怪しむような表情で言った
｢貴方は…誰、なの？｣
イライとナワーブに助けを求めるように、咄嗟に二人の方を見れば、サッと90度横に顔を逸らされる
"自分でどうにかしろ" ということなんだろう
分かってるよ。これは私の問題だってことぐらい
｢体はソフィア・ヴィラ二ーだよ。でも、中身はソフィアじゃない｣
｢ソフィアさんじゃ…ない？｣
いまいち分かってないのか、エマは私の言葉を繰り返す
なら、白無常さんが知る "天月A" は何なのか、それを今から説明する
｢天月Aは私の…あぁ、中身の名前です。私は本当は全然違う世界にいて、何らかの手違いでソフィアの精神になっちゃいました｣
｢｢…｣｣
とりあえず一通り説明すると、エマと白無常さんはお互いの顔を見て、しばらく見つめあった
(中身が違う…？多重人格という訳ではなさそうですが…)
(全く違う世界の人……世界？？？)
どうやら全く状況が呑み込めてないみたいで、二人共頭に？を浮かべて困惑していた
｢信じられないかもしれないけど、これは本当なんだ｣
｢イタズラして吐かせたから嘘ではないな｣
流石にこれは私1人では無理だと判断したのか、イライとナワーブも援護し始める
最初は信じてくれなかったけど、エマと白無常さんは丁寧に説明する私たちを見て、だんだん信じてくれるようになった
｢…確かに、最近のソフィアさんはとても優しかったの｣
｢彼らが言うなら本当なんでしょう｣
そして最後に、今まで嘘をついていたことを謝罪した
けど、二人は気にしなくて良いと言ってくれた
貴方にも事情があったんでしょって笑ってくれた
｢さてと…これからどうするかはあとから決めようぜ。せっかく "月の河公園" 何だからパーッと楽しみたいんだが｣
｢そうですね。今回は優鬼にしましょうか｣
白無常さんはありがたいことに優鬼をしてくれるらしく、ジェットコースターに乗ったり、メリーゴーランドに乗ったりして楽しんだ
黒無常さんには白無常さんから説明してくれるらしい
…二人に嫌われなくて、本当に良かった
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マシロ＿mashiro(プロフ) - 1お26:00さんさん» 初コメありがとうございます！多分この作品が書いている時に私自身一番ワクワクした作品なので、そう言っていただけて嬉しいです！ (7月17日 12時) (
レス) @page24 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
1お26:00さん(プロフ) - 初コメ失礼します、もう本当にページをめくる度にドキドキハラハラニヤニヤしながら見てます。唐突ですがこの作品が大好きです！読み込んでしまいます ˘ᵕ˘ 。深夜の3時辺りから見始めたのですが、もう朝の5時半です笑 (7月17日 5時) (レス) @page13 id: 600b9d7455 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - アヤネ@暇潰し更新さん» コメントありがとうございます！私事のせいでグダグダ更新になってしまい大変申し訳ございませんでした(土下座)次回作でもお会いすることがあれば、その時はまたよろしくお願いします(´ ˘ `∗) (2022年2月13日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ@暇潰し更新(プロフ) - 遅れてすみません！完結おめでとうございます！コメントはしなかったものの楽しく見させていただきました！これからも応援致します！(訳)コメントできなくてすんませんしたぁ！ (2022年2月13日 17時) (レス) @page49 id: 4eab459e35 (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - いつもラグいさん» ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)私もハピエン大好きなんですよね〜！応援ありがとうございます！ (2022年2月11日 13時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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