ツイステの世界で太陽神の娘は最強になる２

弱い要素がない！　19 ページ19

ト「薔薇を塗ろう(ドゥードゥール・スート)！」

『むぐっ！Oh！Banana taste！』

エ「発音良っ！」

デュ「なんて？」

『ふっ･･･この程度の英語も
聞き取れんとは！
It's a shameful head!(残念な頭だな!)』

デュ「なんか馬鹿にされてる
ってことは分かったぞ？」

『てへっ☆』


『というかどうやって
味を変えたんですか？』

私なら変えれるけど人間に一瞬で
これは少し難しいんじゃない？

ト「味を変える魔法ではなく
『要素を上書きする魔法』だな。
味だけじゃなく、色や匂いなんかも
上書きできる。効果は短時間しか
持たないからドゥードゥール、
落書きみたいなものだ」

『わーお！要素の上書き？チートじゃん』

ト「いや･･･俺の魔法なんか、寮長の魔法に比べたら･･･」

要素の上書きならできることは多い。寮長の魔法に比べたら？
あれくらい、私なら防御魔法で防げる。

魔法封じも当たらなきゃ怖くない。
当たっても私の呪い解きの魔法である程度は解ける。


呪い解きの魔法。

それは呪いを解く魔法。

Aは太陽神の娘であり、常人の比にならない量の魔法を体内に秘めている。
そもそもあらゆる呪いを解く魔法など都合よくあるはずがない。

あればこの世界の人で呪いに苦しむ人などいないだろう。

この魔法を作り出したのはA。
世界でたった一人あらゆる呪いを解ける人とされている。
そのことはAは秘密にしているが。

(あらゆるなんて。流石にそれは無理よ)

Aは呪いが解くことができる。
そんな強力な呪いを解く魔法、今まで誰も完成させられなかった。

この魔法を完成させるのにかかった年月は１８２年。

Aが１８２年も諦めずに作った魔法こそが『呪い解きの魔法』
無意味な魔法にこんな時間はかけない。

『太陽神の呪い』

それは体を焼き尽くす炎。

太陽神の娘の双子は皆この呪いを受ける。

生まれてから次の太陽神になるまで体の内側が焼かれるように痛む。
もしくは生まれてから死ぬまで体の内側が痛む。

(どうせ私は後者。姉さん･･･太陽属性の人がいつも太陽神になる。
太陽属性･･･炎に氷は勝てない。太陽神の戦いできっと私は死んでしまう)

Aは主に氷属性だ。
幼い頃、１度追手に炎の攻撃をあてられたことがある。
神の娘ということもあり優秀ではあるが子供は子供。大勢の大人に勝てる訳がない。あと大人といっても神の血筋だったりしてクッソ強い大人。

燃えて焼けての繰り返し。

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