転生したら天才な彼から告られるって何事【ブルーロック】

２７話 ページ28

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雨「凪······見すぎでは」


凪「あ、ごめん」





昨日のドラマのせいで雨のことをスゴく見てしまう




雨「ぼーっとしてるし、もしかして熱でもあるんじゃない？」


凪「大丈夫」





雨はため息をつきながら、俺の頭に手を伸ばす




雨「ごめん。少し触るよ」


凪「！」




俺の額に手を当て、もう片方の手で自身の額に手を当てる。うーん、と何やら考え込んだ後手を離す





雨「うん、熱はないみたい。でも、心配だから何かあったらすぐ保健室に行くんだよ」


凪「心配してくれてありがとう」






雨は安心したのか、俺の顔を見て微笑む。あ、この顔好き······







雨「わ！な、凪？」




気がつけば、雨の頬に手が触れていた。じーっと、雨の目を見つめると顔を赤くして目をそらす




凪「可愛い」


雨「な！？い、いきなりどうしたんだよ！」




バッと雨は俺の手を離し、睨みつける。けど、照れてるからか顔は真っ赤だし、俺より小さいから上目遣いになっていて全然怖くない




雨「······凪はかっこいいよね」


凪「え」






俺への仕返しかわからないけど、目線を逸らしながら顔を赤くして言う雨が一段と可愛い。そして雨に"かっこいい"と言われたことに俺は喜んでいた







告白してきた女の子の時には感じられなかった·······




雨に言われて、こんなに嬉しいなんて········雨の全部が愛おしく感じる···········ああ、ようやく分かった











雨「凪······？」



凪「俺、結構キミのこと好きかも」










俺、雨に恋してるんだ

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