五年は組に忍たまじゃなくてくの一がいるらしい ２【忍たま乱太郎】

５８．僕たちの ページ10

乱きりしん「四季織先輩！こんにちはー！」


うんうん、今日も元気だね



ミヤ「·······？彦四郎、庄左ヱ門どうしたの？」


なんだか、元気がないような気がする



庄左ヱ門「いえ、とりあえず僕の部屋に移動しましょう」

彦四郎「あ、ぼく宿題取ってきますね！」



ミヤ「え、うん。行ってらっしゃい？」



うーん······今日はあまり目を合わせてくれない。乱太郎たちと分かれて、庄左ヱ門の部屋に向かった


￣￣￣￣￣￣￣

２人の宿題を見てあげているけど、なんなく解いてる。が、普段の２人はまだ雑談も少しはあるのに今日は全然ない



ミヤ「えっと、勉強中にごめんね。今日、何かあったの？」


思いきって聞いてみるか


彦四郎「えっと、その」

ミヤ「うん？」


優しく返すが、彦四郎は言おうとしない





庄左ヱ門「·······今日、僕達は四季織先輩に甘やかすのを控えてほしいと伝えようと思ってました」

ミヤ「えっ！そ、そうなの······？」




確かに、初めての後輩にめっちゃはしゃいでた·······庄左ヱ門は彦四郎と目を合わせ、彦四郎も間を空けて話し始めた




彦四郎「そうなんです······それで、その話をしている時···生物委員会のみんなと楽しそうに話している先輩を見て、ぼく·······つい、用事もないのに先輩のこと呼んじゃって」


庄左ヱ門「······僕たちの先輩なのにって、思ってしまい、つい嘘をついてしまいました」




庄左ヱ門、彦四郎「ごめんなさい······」




そう言って、申し訳なさそうに頭を下げた庄左ヱ門と彦四郎

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