19.フラグ回収 ページ20
兵助「あ、みんな少しまってて!」
私たちが?を浮かべながら、色々と作業をしていると少しして兵助が戻ってきた
勘右衛門「おー、おかえっゲッ!?!?」
兵助「ただいま、勘右衛門」
勘右衛門「へ、兵助······その豆腐は······?」
私たちも兵助に「おかえり〜」と言い一旦作業を止めて近づいてみると、勘右衛門がスっと指さした方を見た
八左ヱ門「兵助、なんか······多くないか?」
兵助以外冷や汗を流す。だっだって、この豆腐の量は何っ!?!?
鍋に入れるだけの量かと思うじゃん!
兵助「いやー、やっぱり鍋だけだと物足りないかと思って!丁度ミヤも俺の豆腐料理食べたいって言ってたし」
ミヤ「······なるほどね、ありがとう兵助」
こうもフラグを建てたことにより回収されるとは······勘右衛門たちからの視線が痛い
ミヤ「ち、ちなみに何を作るの?」
兵助たちチョキチームは洗うだけだから、手は空いてるし多分雷蔵も手伝う流れになるだろうな。兵助はよくぞ聞いてくれた!!みたいな顔してキラキラした目でこちらを見てくる
兵助「まずはそのままの豆腐を味わって食べてほしいんだ!次に、湯豆腐!その次は、冷奴!豆腐は温めても、冷やしても美味しいから!」
あ、まずい·····これ、もしかして聞いちゃいけなかった?
スっと勘右衛門たちに目を向けると各々明日の方向を向いたり、何か策はないかと頭を抱えていたりとしてる
まあ、兵助はそのことに気づかず豆腐愛を語ってるけど
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作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2022年11月15日 19時