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7.経緯 ページ8

ミヤ「えーと、まずはなぜこうなったか説明するよ」


そう言って、私は彼らに話し始めた


ミヤ「去年まで、私はくノ一教室でシナ先生と一対一で授業をしていたんだ。で、今年から入学したくノ一の子たちが来た」


ふむふむと真剣に聞いてくれてるようだ



ミヤ「さすがに、一緒に受けるともなると人数が多いくのたまの子たちに合わせないといけない。でも、そしたら私の授業が進まなくなる。そこで、シナ先生と話し合い学園長先生に許可をとって今年から忍たまと同じ授業を受けさせてもらっているんだ」





事情を理解したのか、みんななるほど!っと納得したようだ





ミヤ「制服は悪目立ちしたくないから忍たまの制服を。初めは絡まれたりしたけどね。シナ先生と一対一だったから一学年分先の勉強をしたのもあって、返り討ちにしてあげたけど」







ハーっと息を吐いて、私は少し気まずく目をそらす





ミヤ「······まあ、変な噂も流れるだろうし。私は基本一人で過ごすよ。みんなもあんまり関わらない方がいい。後、色目を使ってるとか、ズルしてるとかじゃないから誤解はしないでほしい」







私は本当にくノ一になりたくて、頑張っているんだ。だから、これだけは勘違いしないでほしい



早く離れよう





そう思い、立ち去ろうとしたら手を引かれた



それに驚き、思わず振り返ると久々知兵助がいた





兵助「俺は、ミヤと仲良くなりたいな」



彼の一言に今度は私が驚いてしまう

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作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2022年11月15日 19時

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