【d!】いのち短し恋せよ少女【sha】【完結】 (ページ3)

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『あっ、あの、えっと、、こんな唐突に話しかけて、その上お願いしてしまってすみません、、』

あんだけ勢いのよかった彼女は一瞬で何処へやら。
にしても目を惹く子だ。そんなにお客さんのことなんて覚えてない俺だが、この子は見覚えがあった。

この子はやはり人に与える印象がでかいらしい。まぁ、めちゃくちゃ綺麗やからな。

「えっと、で、さっきのはどういうことで？」

俺だって男だし、しかも、こんな美人な子にこう話しかけられるのは悪い気はしない。

なんならちょっと期待しちゃうじゃねぇか！なんて思いつつとりあえず聞いてみると、やや眉を下げて困ったような顔をしながら彼女は言った。

『えっとですね、わたし、最近この辺に越してきたんです。それで、遠いところから来たもんですから、知り合いがいなくて。』

『それで、最近通うようになったカフェであなたを見かけまして。仲良く、なれたらなぁ、なんて、』

最後は恥ずかしそうにしながらも、こう答えてくれた。
なんて可愛いんだ。心臓にばきゅん。
オレこんなチョロかったか？

「あ、えっと、オレなんかでよかったら仲良くしてや」

ややつっかえながらも、そう返事をすると、彼女は花が咲くみたいに、綺麗に笑った。

『本当ですか...！うれしいです、ありがとうございます！』

こうして、オレにはとっても美人な友達ができた。

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シャオさんお誕生日おめでとうございました...！