ゴミ知能-1 ページ2
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｢ A君は本当に綺麗な顔をしているわね ｣
｢ まるでお人形さんみたい ｣
近所の人、幼稚園の先生、学校の先生、
祖母、祖父、友人の親、スーパーの店員さん。
皆が皆、俺の容姿を褒めた。
｢ 周囲からの期待が重いのよ。
だから世の中の事を全て出来るようにしなさい ｣
母は俺への周囲からの目を気にし、
俺に完璧な息子というレッテルを貼りながら、長年育ててきた。
元から少しばかり裕福な家庭で育ったため、
習い事は通常より多い数で通わされた。
｢ ピアノも上達してきましたよ奥さん。
プロへの道へも惜しくないかもしれません ｣
｢ いいえ。この子はそれ以上の事をするの。
ピアノだけで留まらない子に。 ｣
ピアノの先生は俺の上達の速さを褒めた。
だが母はそれを許さなかった。
何故か母に一度も褒められたことがないため、
一度でいいから褒められたいと思い頑張ってみたが、母はあまりにも俺に無関心すぎた。
そのため、愛情というものがよく分からないまま大人になってしまった。
もちろんこれだけチヤホヤされて生きてきたのだ。
自分に自覚がないわけではない。
女子からの呼び出しは察しがつくし、
天然や鈍感なんて言葉は俺には似合わなかった。
＿＿＿＿そんなあるとき、
｢ 僕、自分の居場所が分からないんです…。 ｣
『 …へぇ、それでどうしたいんですか？ 』
｢ …お願いしたいことがあるんです。 ｣
母には内緒で歌い手活動を始めた頃、
今や大人気歌い手の1人の“まふまふ”が声を掛けてきた。
それはとても意外なことで、
何故俺に電話で相談するのかが謎だった。
｢ 僕の居場所を、作ってくれませんか？ ｣
『 …はい？ 』
彼は世に言うメンヘラに属する病んだ人だった。
どうして俺に話したのかと聞くと、
｢好きな人がいなさそうだったから。｣
と、素直に彼は答えた。
『 居場所って、どういうことですか？
同居でもするつもりですか？ 』
｢ 違います。ただ、僕が今後病むようなことがあったら、ふりいさんに相談させていただく。
それが僕の居場所の意味です。 ｣
最初のうちはよく分からなかった。
確かに仲良くしている歌い手は本当にいなかった。
それをターゲットにまふまふという人物が俺を頼ってきた所まではギリギリ理解出来たが、
それ以外は特に考えていなかった。
だが今考えてみれば、
それはただの“依存”に過ぎなかった。
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LISA - 夢主くん受けじゃなかったら読めないでs((期限をすぎているとは思いますがご検討お願いします。 (2019年1月12日 7時) (
レス) id: a7465cc634 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - ちな作者は夢主受けでもワンチャン美味しい気がする。わからんどっちも好きだわ。 (2018年12月28日 16時) (レス) id: 8386baee19 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - ???さん» あっ、もう全然大丈夫ですありがとうございます貴女神様ですね？ありがとうございますｯｯ！！！！！ (2018年12月28日 16時) (レス) id: 8386baee19 (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 夢主くん受け希望なのですが…大丈夫ですかね？ (2018年12月28日 15時) (レス) id: 7bf79b03d1 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - あるふぁさん» あら、コメントありがとうございます！夢主くん受け人気無さすぎて草ァってなってたんですよね助かりますありがとうございます！！！了解致しました！ (2018年12月24日 20時) (レス) id: 8386baee19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふー | 作成日時：2018年11月29日 23時
