【w.r.w.r.d.!】今回の被害者は壁でした。【男主】 (ページ14)

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12話ページ14

ん？ちょっとまって？
ゾムさんは食堂に連れて行くって言って、俺を
お姫様抱っこした。

ゾムさんは何でもないような顔をしているけど、こっちは結構恥ずかしい。
てか、さすが幹部。俺とは比べ物にならないくらいイケメンですね。(諦め)

「食堂ついたで」

ゾムさんはぶっきらぼうにそう言うと、俺をお姫様抱っこしたまま食堂のドアを開けた。
そこには、総統様やトントンさんを含めた、現場に行っていた幹部達も集まっていた。

あ"あ"あ"あ"あ"
入るのはいいですけど、せめて降ろしてもらってからでいいですかね！？視線がやばい...

「みんな！さっきも言ったけどこいつ幹部に入れるゾ！」

総統ー！
なんでこんなクソ雑魚入れたがるんですか！？
あ、ゾムさんの顔が少し険しく

「MP15だし、しかもこいつ女やろ！？
そんな雑魚入れるのは反対や！」

ゾムさんは、俺をお姫様抱っこしたままそう言う。まぁ、そうですよね。
ん？女...？俺は男だぞ。

『あの...俺、男なんですけど』

そう言うと、ゾムさんは驚いた顔をする。
えぇー、どこに女の要素があるんですか？

「いやいや！どこが男なん？体くっそ細いやん！？ちゃんと食べてんの？」

細い？どこが？しかもさらっと食害されそうなんだけど。お願い誰か助けてください。

「いや、ほんまにこいつ男やから！
そろそろ降ろしたげて」

ああ、我らが救世主トントン書記長！(絶賛キャラ崩壊中！)

「あ、そうだ！
お前の名前聞いてなかったな！教えてくれや」

テンションが上がっているコネシマさんにそう聞かれた。確かに、言ってなかったもんな

『Aです。普通に呼び捨てで、はい。』

やば、多分兄さんさん？以外の幹部はここに全員集まってるから、凄い緊張する。
兄さんさんは他国に行って情報を集めているから、あまり帰ってこない。

大変なんだな(小並感)