信用しない＿壱【鬼滅の刃】

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胡蝶side



私は、朝早くから毒の調合をしていた



すると、外からドンドンとドアを叩く音がした



何事でしょう……




胡蝶「朝早くから騒がしいですよ？」


玄関を開けると、不死川さんが血相を変えて焦っていた



「そんな場合じゃねえんだよ！コイツが…！！」



胡蝶「え？」


そこには、不死川さんに抱えられているAさんがいた


血だらけだ。どうしたらこんなのになるのだろう。


胡蝶「……まぁ、とりあえずこちらへ…」



治療室へ行く。



心音が低い。それに、出血量が酷い




胡蝶「あの……なぜこんなに怪我を…？


まぁ、この人の事ですからどうせ雑魚鬼にでもやられたんでしょう……」


不死川「ちげぇ！！」


胡蝶「大声出さないでください。それで、誰に…？」


不死川「上弦の壱を1人で相手してた……」



胡蝶「は………？」


さすがに、言葉を失った


胡蝶「上弦は……柱3人に匹敵するんですよ……？上弦の壱となると……」


不死川「こいつは弱くなかった……始まりの呼吸の剣士の次に強い…やつだ………

それに、あの怪我で次の任務へ行かなければと、走ろうとした所倒れやがった」


始まりの呼吸の剣士の次に強い………？
柱最弱と言われているこの人が……？


胡蝶「ち、ちょっと待ってください。それに、なぜあの人が任務に行くのです？優奈さんに押し付けてるはずなのに…」


不死川「反対だァ。Aが押し付けられてる」


胡蝶「……後で話を聞きます




…今は、治療中なので後で話しましょう」


私は、Aさんの隊服をめくった


そこら中に包帯が巻かれている
この包帯も血だらけだ、変えなければ……




胡蝶「………えっ」


包帯を取り、体の血を拭いていると数々のアザが現れた

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