信用しない＿壱【鬼滅の刃】

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お館様がいらっしゃった


お館様「おはようみんな。空は青いのかな。今日も顔ぶれが変わらずに半年に1度の(では無い)柱合会議を迎えられたこと、嬉しく思うよ」


不死川「お館様に置かれましてもご創建で何よりです。益々のご多幸をお祈り申し上げます」



お館様「ありがとう、実弥」



不死川「お館様、柱合会議の前に竈門炭治郎なる、鬼を連れた隊士についてご説明をお願い存じ上げますが…」


お館様「そうだね、驚かせてしまってすまなかった


炭治郎と禰豆子の事は、私が容認していた
皆にも認めてもらいたいと思っている」



悲鳴嶼「嗚呼、例えお館様の願いであっても、私は承知しかねぬ……」


宇髄「俺も派手に反対する、鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」


蜜璃「私は、全てお館様の望むまま従います♡」


無一郎「僕はどちらでも……直ぐに忘れるので……」




しのぶ・義勇・A「「…………………」」



伊黒「信用しない信用しない
そもそも鬼は大嫌いだ」


煉獄「心より尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ！全力で反対する！！」



不死川「鬼を滅殺してこその鬼殺隊

竈門、冨岡、花咲の処罰を願います」



お館様「手紙を……」

「はい、こちらは元柱である鱗滝左近次様から頂いた物です。一部抜粋して読み上げます」


「炭治郎が、鬼の禰豆子と共にあることをどうかお許しください。禰豆子は強靭な精神力を人としての理性を保っています

飢餓状態であっても人を食わず、そのまま
2年以上の時が経過しております

にわかに信じ難い事ですが、紛れもない事実です

もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は…


竈門炭治郎及び、鱗滝左近次、冨岡義勇、花咲Aが、腹を切ってお詫び申し上げます」


「「！！」」



「え………？」

あー、確か鱗滝さんに会いに行った時に
私も切腹する〜って言ったなぁ……うんうん



炭治郎「……っ」




不死川「切腹するからなんだと言うのか…

死にたいなら勝手に死に腐れよ


なんの保証にもなりはしません」


煉獄「不死川の言う通りです！
人を食い殺せば、取り返しがつかない！
殺された人は戻らない！」



いや、しつこくね？



お館様「……確かに、実弥達の言う通りだね」



不死川「…では！」


煉獄「お館様！」

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