信用しない＿壱【鬼滅の刃】

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伊黒「そんな事より、花咲と冨岡はどうするのかね。拘束もしてない様に俺は頭痛がしてくるんだが…

胡蝶めの話によると隊立違反はコイツらも同じだろう？

どう処分する、どう責任を取らせる
どんな目に合わせてやろうか


なんとか言ったらどうだ」


「私が冨岡さんを巻き込んだから冨岡さんは悪くない」



蜜璃「(伊黒さん相変わらずネチネチしてて蛇みたい…！！しつこくて素敵♡)」



炭治郎「(俺のせいで冨岡さんやAまで……)」


皆が義勇の方を向く


蜜璃「(冨岡さん離れた所にひとりぼっち！可愛い♡)」




しのぶ「まぁいいじゃないですか
大人しく着いてきてくれましたし
処罰は後で考えましょう」




しのぶ「それよりも私は、坊やの方から話を聞きたいですよ。なぜ鬼殺隊員の身でありながら鬼を連れて任務にあたっている

その事について当人に説明を聞きたい


勿論これは、鬼殺隊の隊立違反にあたります


その事は知っていますよね」



炭治郎「……」



しのぶ「竈門炭治郎
なぜ鬼殺隊でありながら鬼を連れているのですか？」


宇髄「聞くまでもねえ」


宇髄さんが刀を抜こうとした



しのぶ「ゆっくりで大丈夫ですから話してください」


炭治郎「…お、俺の……俺のいもっ……！

ゴホッゴホッ！…ぐっ……あ”あ”あ”…」



炭治郎、大丈夫かな……



しのぶ「水を飲んだ方がいいですね」


そういい、炭治郎に水を差し出す


しのぶ「顎を痛めているから、ゆっくり飲んでください。鎮痛剤が入っているため楽になります

怪我が治った訳では無いので無理は行けませんよ」


そして、水を飲み終えた炭治郎



しのぶ「では、竈門炭治郎君……」


炭治郎「鬼は…俺の妹なんです

俺が家に帰ったら皆死んでいて…！
妹は鬼になったけど、人を喰った事はないんです。今までも、これからも…！
人を傷つけることは絶対にしません……！」



伊黒「くだらない妄言を吐き散らすな
そもそも身内なら庇って当たり前。
言う事全て信用出来ない
俺は信用しない」


悲鳴嶼「嗚呼、鬼に取りつかれているのだな……早くこの少年を殺して解き放ってあげよう」


炭治郎「聞いて下さい！俺は禰豆子を人間に治すために剣士になったのです！
その間禰豆子は人を喰ったりしてない！」

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