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決勝戦だけは
3セットマッチで、
1ゲーム10分で行われる。
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悔しいが1セット目は2組にとられた。
1セット目終了後の休憩時間に
角名と治が何か話している。
一瞬だけ悪い顔をしたと思ったら
どんどんコートに入っていった。
絶対何かやるんだろう。
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2セット目中盤
味方側の外野から
大きく山なりのボールが来た。
そのボールを治がレシーブをして
角名がトスをあげた…
そして治が相手側のコートに
スパイクを打ったのだ。((
え、いやこれ
バレーじゃないよね??
ドッジボールだよね??
あの二人理解してる??
まぁ、でもそのボールは
運良く相手側の人に当たってくれたので
2セット目はうちのクラスが勝ち取った。
侑「はぁ!?あんなのありなん!?!」
銀「落ち着けや侑!!」
確かに宮侑が言いたいことはわかる。
まぁ、でも2セット目とったなら
なんでもいいや((
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3セット目に入ると
治と角名が宮侑を煽りだした。
角「治、侑が投げるボール弱くね?」
治「そやな角名!
クソが投げるボールはやっぱクソやなぁ
簡単にとれてつまらんわー」
侑「なんやとオラァァァァァァッ!!!!
お前らぶっ潰してやるから覚悟しとけッ!!!!」
…うん。宮侑ブチ切れてるけど
あの二人は何がしたいのか…?
侑「銀!!」
と叫んだ宮侑と銀島結を見てみると
さっきの治と同じように、
今度は宮侑が山なりのボールをレシーブし、
銀島結がトスを上げ
そのまま宮侑がスパイクを打った。
しかしさっきと違うのは、そのボールを
治がレシーブし角名がキャッチした。
制限時間はあと5秒
絶対に勝って欲しい。
「角名!!!!いけッ!!!!」
その声が届いたのか
角名はキャッチしたボールを
流れるように当てたのだ…
宮侑に。
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「角名!!治!!凄かった!!
おめでとう!!そしてお疲れ!!」
治「おん!!これでマーゲンダッツ食えるで!!」
角「ん、ありがとう」
こうして球技大会は
1組男子の優勝で終わったのだった。
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角名倫太郎観察メモ
〇意外と女子に人気
〇勝負ごとは本気
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うい - 面白かったです!ありがとうございました。読んでてわくわくして、最後はドキッとなりました! (2020年4月12日 1時) (レス) id: ec7084cd50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤りんご | 作成日時:2020年4月2日 12時