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2話「大好き」 ページ3

一郎side

隣の家の人が来たのは数年前

ご丁寧にお菓子を持って挨拶に来てくれた

その瞬間俺は惚れてしまった

俺より高い身長

でも顔は頼りなく

腰が低くとても可愛らしい

そしてキラキラしてる金色の目

全てが欲しかった

そして俺はそれからAにゴミ出しの時間を合わせたりして距離を縮めていた

ねぇ好き、大好き

いつになったら俺のになるんだ?

いやもう俺のものか?

そうだよな????

貴〔一郎くんは好きな人いるの?〕

いますよ、目の前に

早く振り向いてください

愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる

貴〔いいねー、、、おじさんも恋愛しなきゃなー、あははー〕

そんなの俺としたらいいじゃないですか

俺そこら辺の人よりハイスペックだと思います

なんなら養えます

だから俺と付き合ってくださいよ

だけどまだそのときでは無い

もっと距離を縮めて俺のにするんだ

家族欲しいらしいしな

準備が整ったら迎え入れてやるよ



???side

俺様はAの彼氏だ

あ?名前を教えろって?

あとから分かるさ

Aと出会ったのはカフェだな

俺様が財布を落とした時に拾ってくれたんだ

連絡先だって交換した

月一のペースで会ってるし

結構関係を築けている

もうそろそろ結婚時期かなと思っているんだが

どうなんだ

俺様はカタギじゃねぇからあいつを傷つけてしまうかもしれねぇ

でも俺様が守ってやるんだ

傷つかないように部屋に閉じ込めようと思っている

もう婚姻届と部屋は準備できた

あとはあいつがこっちに来るだけだ

俺はAに連絡をする

???久しぶり
A誰ですか
???俺様だよ
A存じ上げてないです、、、
???チッ…まぁいい、明日迎えに行くから待ってろ
Aえ?あ?は?

照れ隠しとか可愛いでちゅね〜

本当に俺様の彼女は可愛い

?〔早く来ねぇかな〕

3話「恐怖」→←1話「隣の家」



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作者名:ゆーちゃん x他1人 | 作成日時:2020年8月4日 23時

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