甘えたがりな若頭

1話｢お世話係｣ ページ2

貴〔頭、起きてください、朝です〕

左〔おー…おはよう〕

貴〔今日は中央区に行くんですよね？〕

左〔あ、そうか〕

貴〔入間さんと理鶯さんが来てます〕

俺は服を用意して頭に服を着せる

左〔ありがとうA〕

俺に抱きついてくる

頭はいつも朝は抱きついてくる

多分よしよしをねだってるんだろう

貴〔よしよし、〕

俺は頭を撫でる

左〔ありがと////〕

貴〔じゃあ2人の元へ行きましょ〕

頭を二人が待ってるところまで連れていく

貴〔待たせて申し訳ありません〕

俺は2人に深く頭を下げる

理〔いいんだ、そしてそんなに敬語で話さないでくれ〕

入〔堅苦しいので〕

貴〔ほんまに堪忍やわ、頭が起きなくてな〕

左〔…？？？(こいつが敬語じゃない初めて見たぞ…)〕

貴〔どうしました？〕

頭は俺のシャツの裾を引っ張る

左〔俺にもタメ口で喋ろ〕

貴〔でも〕

左〔命令だ!!!〕

貴〔はいはい〕

入〔Aさんは関西の方なんですか？〕

貴〔せやで、親父が転勤族でな、ここに来たんや〕

理〔お父さんは？〕

貴〔亡くなったわ、金も底つきて今はこの仕事しとるんやわ〕

入〔失礼なことお聞きしてごめんなさい〕

貴〔ええんやで！〕

左〔俺が居るしな〕

貴〔それはちょっと…〕

左〔あぁ！？〕

貴〔嘘やで!!!堪忍や!!!〕

入〔あっもう出ますよ〕

貴〔気ぃつけていきや〕

左〔何言ってんだ、お前も来るだろ〕

貴〔俺行ってええんかいな？〕

左〔いいぜ〕

入〔来てくれた方が助かります、こいつ頑張るので〕

左〔それ言うな〕

貴〔頑張ってほしいから行くわ〕

理〔小官の料理をご馳走する〕

貴〔あっおおきにー〕

左・理〔(やべー…)〕

そして俺らは入間さんの車に乗って中央区へ行く

俺は代表とかよー詳しくないから色々教えてもろうた

池袋

横浜

渋谷

新宿

大阪

名古屋

6チーム出るらしい

貴〔いっぱいおるんやなぁ〕

左〔皆めんどくさいから気をつけろよ〕

貴〔OK〕

理〔皆いい人だぞ〕

貴〔ちょっと言ってことがちゃうくて草〕

入〔あいつらのどこがいいんだ〕

入間さん口悪いなぁ〜

そして雑談をしていたら中央区につく

今日は中央区のホテルに泊まるそうやわ

でも俺の部屋がないから左馬刻と一緒に寝てくれやって

狭いわ!!!!!

貴〔中央区は設備がちゃんとしてあってええな〜〕

そして今日止まるであろうホテルに入る

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