_九十七訓 ページ2
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「なァ、副団長」
「ンぁあ?」と、面倒に思いながら隣にいるAに返事をする。彼女の顔を見れば何時にもなく真面目な顔つきの自分の部下に眉を寄せた。
「団長がここに来た時、一番面倒を見てたのはお前なんだろう?」
「へーへー、そーですよ。それがなんだってんだァ?」
「……いや、気になっただけだ」
「口動かすぐれェなら手動かせ」等と戦闘準備をお互いする。彼女がブーケの紐を思い切り引っ張り綺麗に蝶蝶結びに結わえ立ち上がると青い耳飾りがふわりと揺れた。
「……初めから気になってたが」
「…………」
「お前さん、なんのために
その質問にAは曖昧に答えただけだった。
「私は私の大切なものを護るために星を出てきた」
「…………」
くるりと後ろをふりかけった時にキラキラ輝く金髪が阿伏兎の目に映った。
「__
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波璃 - 3作品目おめでとうございます!今作も面白いお話を期待しています!更新頑張ってください!! (2020年5月21日 23時) (レス) id: a6841af2ef (このIDを非表示/違反報告)
運動系引きこもり(プロフ) - わーー!!!待ってました!!ありがとうございます楽しみです!!更新頑張ってください!(ありきたりな言葉かもしれませんが本心です笑) (2020年5月21日 17時) (レス) id: 711990e728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな | 作成日時:2020年5月17日 13時