1:親友との別れ ページ2
(会話文だけかも)
『ねぇユウヤ！今日はどこへ行くの？』
ユウヤ「どうしようかな…」
『そう言えばさぁ！ユウヤのお母さん見たことないんだけどどんな感じなの？』
ユウヤ「お母さん…
お母さんはね…
！？？？！」
女性「フフッ…――ってば！バカなこと言わないの！(笑)」(電話中)
中学生？「うわぁ…このガチャ確率低…」
女性「そうね…フフ！」
小さい子「変なの！」ﾆｬﾊﾊ！
ユウヤ「あの人……あの…女の人…
僕の…お母さんだ…」
『え？！そうなの？！』
ユウヤ「っは…ぁ…ハァ…ハァ」
『どうしたn…！
ユ、ユウヤ！？なんで…なんでナイフ…なんか…持ってるの？！』
ｽｯ(ユウヤが女性の前まで行く)
ユウヤ「ハァ…ハァ…」ｷﾞｭｯ(ナイフを掴む)
女性「やめて…
どうか…どうか助けてください…
この子達だけは…」
ユウヤ「ねぇ？どうして僕だけをそんなに怒るの？
ねぇ、どうしていつも僕を殴るの？
昔はあんなに優しかったのに…
ねぇ！あの頃のお母さんに戻ってよ！」
女性「ど、どういうことですか？
私は貴方の母親じゃ…！」
『ユウヤ！落ち着いて！！
こんなことして、良いことは無いよｯ！』
女性「そ、そうですよ！どうして私なんですか？！」
ユウヤ「良いから僕の目を見ろよ！僕だって生きてるんだぞ！」
『ユウヤｯ…ダメェェェ！！』
ﾄﾞｶﾞｯ
女性「ｸﾞﾌｯ…」
『ぁ…』
ユウヤ「お、お母さん…？
早く…目を開けてよ…
また僕を一人にするの？！
ぁ…そっか寝ちゃったんだね
ごめんね、痛かったよね？
けど僕は今凄く幸せだ
お母さんに包まれてる気がして…
お母さんってこんなに暖かいんだね…
今死ねたら…。」
『…ユウ…ヤ？
ねぇ待って…置いて…いかないでよ…』
ユウヤ「僕は…」
ユウヤ「…ありがとうA」
『ぁ……！』
ｸﾞﾁｬｯ
私がいたからダメなんだ
結局、私は誰も助けられない
私なんかじゃ助けられないや
私…私でまた…助けられないなら…
「私」はイラナイ子
"僕"はここでいつも…目を…覚ます
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作者名：strawberrycat | 作成日時：2018年9月15日 15時
