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seven episode ページ8

(人1):*「・・・この身をなげたら全て解放されるの?」

少しずつ、海に歩く(人1)

快斗:「!!あいつ、何してんだ!」

名前を叫びながら(人1)に駆け寄る。

お互い膝まで浸かった所で快斗が(人1)の手首を掴んだ。

快斗:「(人1)!!おめーは何、やってんだ!」

(人1):「・・・快斗・・君・・・」

海から引っ張り出した。

(人1)の手に握られたブラックジュエルをみた。

快斗:「お前・・それ・・・」

(人1):「・・・月宮家の代々から伝わる宝石・・・ブラックジュエル・・・持つ物に災いや不幸を招くと言われている・・・呪いの石」

快斗:「どうして(人1)が・・・」

(人1):「・・・母の世代までは、良かった・・・私が産まれてこの宝石を手にした瞬間から全てが変わった・・・私が災いを目覚めさせた・・・」

快斗:「・・・お前が悪いんじゃねぇ。」

(人1):「私がこの宝石を手にしたから・・・父さんや、母さんや、おばあちゃんまで・・・私が・・・みんなを不幸にした・・・」

快斗:「・・・」

手を引き歩き出した。

(人1):「えっ・・・どこに・・・」

快斗:「そんな格好でいたら風邪ひくそれに・・・そんな顔のお前を一人に出来ねぇーし」

カチャ。家の鍵を開ける。

(人1):「ここ・・・」

快斗:「俺の家。今、母さんの着替えで良かったら持ってきてやっから。」

部屋を出て行った。数分後。

快斗:「ほらこれ。青子の所で風呂入って来るか?」

(人1):「大丈夫。タオル貸してくれるだけでじゅうぶん。」

タオルを借りて足を拭いた。

快斗:「・・・あのさ、嫌かもしんねーけど、学校来いよ。俺や青子はお前が呪われてるなんて思っちゃいねーし、(人1)は、もうちょっと俺らを頼ってもいいんじゃねーか?」

(人1):「・・・」

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作者名:めぐ | 作成日時:2019年4月29日 13時

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