待ってwwwマネージャー希望のぶりっこ来たwww

合宿だぜぃ！ ページ8

いやぁ、東京遠い！
夜に出たのに着いたの朝！
もぉ、嫌になっちゃう！


｢ふわぁ......｣


『あら、国見。えらくかわいいあくびやないの』


｢キャラ変ですか｣


『いやぁ、始めっからこんなキャラやったわぁ』


唐突な方言女子。
ちょっと今日は方言入れて話すわ。
方言じゃなくて、しゃべり方全般変えよ。


『くにみくぅん、きょうはぁ、なにするのかなぁ？』


｢ちょwww やめろwww｣


『なんでぇ？』


そう言って、国見の手を握る。
もちろん、ぶりっこっぽく。


｢なっ......！｣


『えー、そんなにぃ、はずかしいですかぁ？』


だって顔真っ赤なんだもん。
クッソワロタwww
私って笑い上戸だよね。


『でぇ、なにするのかなぁ？』


｢ちょっと、手離して｣


『えぇ、ざんねぇん』


何か、ぶりっこ通じないんだけど。
悲しー。


暇だし、及川さんに今日何するか聞こ。
おっいかわさーん♪
鼻歌歌ってたのがいけなかった。

私はつまづいた。


『うわ......』


目の前には、及川さん。
やばい、及川さんにぶつかる。


｢だ、大丈夫？｣


『あ、はい大丈夫です』


及川さんが受け止めてくれた。
それがなければ、完全に転けてたわ。


｢あー！及川、抜け駆けはなしだって言ったじゃねぇか！｣


｢ふ、不可抗力だもん！｣


｢見損なったぞ、及川｣


｢なっ！ひどいよマッキー！｣


何が抜け駆けなんじゃ......？
それより及川さん、私を離しては下さらぬか。
正直、腕が痛いんだけど。


『及川さん、痛いです』


｢あっ、ごめん｣


やっと解放してもらったときには、腕が痛かった。
しっかりしてよ、パワー5リラさん。

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