待ってwwwマネージャー希望のぶりっこ来たwww

及川せんぱぁい！カッコいいでぇす！ ページ16

今日はまさかの白鳥沢との練習試合。
賢二郎いるじゃんかぁ！

舐めとんか！？
ペロペロですか！？


｢ねぇ、白鳥沢ってぇ、いけめんさんいるぅ？｣


『さぁ、どうでしょうね』


家の兄、賢二郎は結構イケメンだと思う。
でも、里桜がイケメンを狙っているというなら話は別だ。


直接見つけて欲しい。←


『及川さん、今日なんですけど』


｢ん？どうしたの？｣


『白鳥沢ってマネージャーいないですよね』


｢そうだね｣


『私、行った方がいいですか』


｢うーん、でもねぇ。里桜ちゃんも最近入ったばっかりだし······｣


最近入ったばかりではない。
２週間経ちました。
私は３日で今と同じ量をこなしてましたよ。


『そうですね、じゃあ今回はいいですかね』


｢そうだね、本番では多分白布ちゃんがベンチだしね｣


本番までにはあのぶりっこ、追い出してみせますよ。



なーんて、追い出すわけないじゃん。
だって、スポドリ運んでもらえるだけでも有り難いし。


｢A｣


『······け、賢二郎』


｢久しぶり｣


『う、うん。そういえばそうだね』


｢ごめん、昨日電話できなかった｣


『ううん、私も忙しかったし』


テスト勉強とかでな！ｷﾗｯ
てか何この会話。
遠恋してるカップルかよ。


｢君、白布ちゃんとどんな関係？｣


｢兄妹ですけど、何ですか及川さん？｣


『ちょ、ちょっと！賢二郎！』


｢どうしたんだ、白布｣


『若利さんんんん！？』


｢Aか、久しぶりだな｣


｢ちょっと牛若！何で俺もまだなのに｣


｢｢俺たち｣｣


｢······俺たちもまだなのに下の名前呼びなの！？｣


｢······俺が強いからだろう｣


｢キィィィィイイイ！ムカつくぅぅぅぅううう！｣


｢｢白布A様〜｣｣


やべぇ、場内カオス。
カオスってこういうこと言うんだなって、初めて理解したよ。


······結論。


若利さん、っょぃ。

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