【ハイキュー!!】あの半年間は何だったんだ。

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よしっ！君に決めたぁ！

とか言う某ポケットのモンスターのアニメの台詞を吐きつつ、しっかり決めきれていない今日この頃。

本当にどうしよう。

悠里が振られたことも知った。

国見が私のことを好きで、でも私はそれを振った。

つまり、私にはもう後がないのだ。

花巻さんのことが好きで、それを理由に国見を振ったんだから。

国見は多分優しいから、本当に手伝ってくれるだろう。

でも、私がそれは駄目だと思う。

で、放課後に、花巻さんを１年の階にある空き教室に呼び出すことにした。

授業中だけど、気にせずスマホを触る。

そして、放課後のことと、時間を指定したメッセージを送る。

送信ボタンを押した瞬間、もう後戻りはできないと改めて感じた。


｢はぁぁぁぁぁああぁぁああぁぁ｣


｢おっ、でっかい溜め息だな鈴木。そんなに暇か？｣


｢あっ、いえそんなことは······｣


｢よし、ちょっとここ解いてみろ！｣


うわー、オワター。

先生の理不尽な問題もスラスラ解ける······。


訳がなかった。

だって聞いてなかったもん！

ふと、机をトントンっとする音が聞こえて。

そっちを見れば、珍しく解き終わっている国見がノートをこっちに見せていた。

ありがとう国見、この恩は３歩歩くまでは憶えてるよ。←

国見のお陰で、無事問題を解くことができた。

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