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それからだお☆← ページ13

「あれ、Aどこ行くの」


『美容院!』


あれから数日。

私は、とりあえず自分でギザギザになった髪を整えた。

でも、自分では限界があるので、今日美容院に行くことにした。

部活は休むため、及川さんには連絡を入れてある。


美容院に着くと、美人な人が担当だった。


「どれくらいの長さにします?」


『思いきっていっちゃって下さい!』


あの時とは違う、綺麗なハサミの音。

······美容院って、何だか眠たくなってくるよね。←







「できましたよ」


『ありがとうございました』


今までにしたことがないくらいの、ショートカット。

ついでに、髪の毛が爆発しない方法も教えて貰えた。

うきうきで、家に帰る。


『ただいま〜』


「おかえり、どんな髪型にした······って、え?」


『どう、かな?』


「俺のAの髪が、短い」


いや、急なシスコンやめい。

でも、まあ自分で気に入ったから良いかな。


これで、悩みもなくなるし、頭も軽いし。


「────で、来週には梅雨明けでしょう」


テレビから、そんな言葉が聞こえてきた。



the end

最後に→←11だぞ!



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作者名:菜花唯 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年7月22日 17時

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