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それからだお☆← ページ13
「あれ、Aどこ行くの」
『美容院!』
あれから数日。
私は、とりあえず自分でギザギザになった髪を整えた。
でも、自分では限界があるので、今日美容院に行くことにした。
部活は休むため、及川さんには連絡を入れてある。
美容院に着くと、美人な人が担当だった。
「どれくらいの長さにします?」
『思いきっていっちゃって下さい!』
あの時とは違う、綺麗なハサミの音。
······美容院って、何だか眠たくなってくるよね。←
*
*
*
「できましたよ」
『ありがとうございました』
今までにしたことがないくらいの、ショートカット。
ついでに、髪の毛が爆発しない方法も教えて貰えた。
うきうきで、家に帰る。
『ただいま〜』
「おかえり、どんな髪型にした······って、え?」
『どう、かな?』
「俺のAの髪が、短い」
いや、急なシスコンやめい。
でも、まあ自分で気に入ったから良いかな。
これで、悩みもなくなるし、頭も軽いし。
「────で、来週には梅雨明けでしょう」
テレビから、そんな言葉が聞こえてきた。
the end
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