検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:15,552 hit

ありが10! ページ11

とうでも良いけど、ありがとうって、オリゴ糖に聞こえない?

あっ、聞こえないの。

そりゃ失礼しました。←


「ねー、早くしてよ」


『······ケッ』


「何か言った?」


『イイエー』


さっきから何なのこの人。

てか、さっきまで及川さん応援してなかったっけ。

まさか、瞬間移動!?すっげー!

馬鹿にしてるとかないですからね。


面倒臭い先輩の相手をしながら、自分の仕事をこなしていく。

愛衣さんといえば、自分が行きたいところに、自分が行きたい時に行く。

フラフラ見てるだけ。

何でこいつ入れたんだよ。


『英······助けてよ』


誰も居ない空間に、私の声だけが溶けていく。

そんなこと言ったって、誰も居ないのに。







朝練も終わって、何にも役に立たない愛衣さんとも別れる。

よし、放課後まで会わなくてすむわ。

少しの解放感と、疲労感が私を襲う。


『英、疲れた』


「俺も」


『······』


「······」


『······おんぶして』


「無理」


「Aちゃーん!俺がしてあげよっk」


及川さんか飛んできた← から、思わず目を瞑った。

目を開けたら、及川さんは床に倒れていた。


『な、何があった』


「バレーボール飛んできた」


『岩泉さんかな』


「かもね」


私は英と、その場を後にして教室に向かった。

11だぞ!→←きゅーりのQちゃん()()



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:菜花唯 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年7月22日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。