飴ちゃんと幸せを。【白膠木簓】

chapter5 ページ6

簓｢という訳でユニバ行こか！！！｣



『何が という訳で だよ』



簓｢てへぺろ｣



『どつき回したろか』

簓｢そんな事言わんといてーや！！
俺と伊織の仲やん？｣



『どういう仲だよ』


簓｢やめてぇや！行かんといてぇ！！｣




『殴っていいですかぁ？？？？』



簓｢まぁ、俺もユニバは人が多いで嫌やなぁ｣





つか、なんでこの人着いてくる前提なの？！



『え…暇なの？？』



簓｢人を暇人扱い？！
今日はオフなだけや！！｣



『ん〜特に行きたい場所もないから
たこ焼き食べようかなぁ』



簓｢旅行に来て行きたい場所が無いってどう言うことやねん！｣


『んー、でも漫画のイメージを掴む為にブラブラしてみるのもいいかもしれないなぁ』



簓｢伊織、漫画家さんかいな！
ほな、俺をかっこよーく書けたり？｣


『出来ないです。
手の拒絶反応が…』


簓｢手の拒絶反応て…


せや、連絡先交換せぇへん？｣




『せぇへんです。』



簓｢新しい日本語作っとるやないかい！！


交換とは言わずとも、教えてくれてもいいんやないの！！｣



『知らない人には
着いていかない 貰わない 教えない

って教わったから』




簓｢着いてってる、奢ってもらってる

が揃っとるんやけどこの子…



どうせだったら三拍子揃えよや！！｣


三拍子揃えちゃだめだろ！！
めんどいなぁ…電話番号なら教えとくか…

『えぇ…


これ。この電話番号3秒で覚えて』




簓｢俺に人間やめろって言いたいんやね？？｣

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