My doll *BERNIE*

▽タクシー ページ3

BERNIEside









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ホテルから出ると外は少し明るく

人通りが少ない。







タクシーを拾おうと手をあげると









俺の少し先で同じタクシーを拾う女の人。









髪の毛は少し茶色で巻かれていて

半袖から見える

透き通るような白い肌。









『あっ… ごめんなさい… 先どうぞ』









振り返り俺に気付くと

少し微笑んで言ってくれた。





振り返った彼女は

目が大きくてクリクリしてて

長い睫毛。

肌はやっぱり透き通っていて

小さくて高い鼻。









まるで人形みたい。










汚れてない感じで

俺とは出逢うことのない人。








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「奇遇だね〜 レディーファーストさせて？」

『でも… あ、じゃあ一緒にどうですか？』

「大胆だね〜」

『この時間タクシー少ないからです』

「ｼﾞｮｰｸｼﾞｮｰｸ(笑)じゃ一緒に乗らせてもらうね」









見た目はフワフワしてそうだけれど

意外と冷たい。










そーゆギャップ









BERNIE様たまんねぇ…

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