食事＊４＊ ページ4
広間に行くと、多くの刀剣男士が揃っていた。
く、来るの早くない！？
「あ、もしかしてあんたが新しい主？」
この子は確か....加州清光、だったよね？
『え、えっと....はい。この度この本丸に配属されました、新人審神者です。...あの、ホントたった今審神者と政府に認められた身でして...お手柔らかにお願いします.....』
苦笑いをしながら説明すると、目の前に座っていた石切丸が優しく微笑んでくれた。
「はは、そう緊張しなくてもいいよ。ここにいる皆は優しい刀達ばかりだ」
『あ、ありがとうございます。...あの』
見当たらないあの“二振り”のことを聞こうとした瞬間
広間が少しざわつき、私の後ろを見ていた。
「よっ！...お？君か？噂の新しい審神者ってのは」
みんなとは違う、軽快な声だった。
『え...と。鶴丸さんですよね...？』
「ありゃ？もう知ってたか。自己紹介する手間が省けて助かるな」
「ちょっと鶴さん、先に行かないでよ！」
後ろから、燭台切さんや他の刀の声がする。伊達組...？
「おお、すまんすまん。楽しみでつい」
「全くもう....あ、君が新しい主かい？僕は....」
「光坊。この審神者はもう俺達のことを知ってるらしいぞ」
「そうなの？じゃあこれからよろしくね」
「よろしくなー！」
燭台切さん、太鼓鐘さんと握手し、ホッとした時だった。
あと一振りいないことに気付く。
『あ....あの！大倶利伽羅さんは...？』
「ん？伽羅坊か？障子の前に居るが...それがどうかしたか？」
『挨拶しておきたいのですが...』
「それもそうだな！おーい、伽羅坊！ご指名だぞー」
鶴丸さんが呼びかけると、不機嫌そうに入ってくる大倶利伽羅さん。
だけど、私を見て固まった。
『？あの...？』
「！！....何でもない。それより俺に構うな」
『でも、私は貴方の主になるんです。挨拶くらいは....』
「あんたを主と認めた覚えはない」
「まぁそう言うなよ、伽羅坊。仲良くしておいて損はないだろ？近い内に世話になるんだしな」
一瞬、一瞬だけ
ひどくドロッとした空気が流れた。
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みかづち(プロフ) - 雨蛙さん» ありがとうございます！更新頑張っていきます！！ (2019年6月1日 21時) (
レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
雨蛙 - 本当におもしろいです!久しぶりにこういう話を読んだので続きが気になります(///∇///)更新頑張ってください!! (2019年5月19日 18時) (レス) id: 43a251e5e3 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - 緑@最推し信濃さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！(｀･ω･´)ゞ (2019年5月4日 11時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
緑@最推し信濃 - めっっっっちゃ、面白いです！！！更新頑張って下さい！応援してます(^o^) (2019年5月4日 8時) (レス) id: a246b0d986 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - みるくてぃ@毒占欲の人さん» そう言っていただきとても嬉しいです！！もう一つの方も頑張って更新します！！！ (2019年1月12日 18時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2018年12月20日 21時
