ねぇ ３１ ページ33
貴方side
その後は2人で町へと買い物に行った。
猫を初めて飼う私でも分かりやすくさとみくんは説明してくれた。
貴「レイくん、お腹空かせてると思うから、早く帰ってあげなきゃ……」
さ「いいんちょーすっかりレイのママ気分だね〜」
貴「ま、ママというか……」
さ「というか？」
貴「…家族みたいだな、って。
ひとり暮らしって憧れてたけど、その分不安もあったし、心配事もたくさんあって……。
そしたら、レイくんが私の家族になってくれて、
……すごく、嬉しいの。」
そう言うと、さとみくんは
さ「レイは幸せ者だよ。いいんちょーみたいな子に拾ってもらってさ！」
といってくれた。
私自身、自分にとても自信がある人ではないから
そんなことを言われては嬉しくなってしまう。
そんなこんなで買い物をしているとお昼になっていた。
貴「もうこんな時間……」
さ「お腹空いたなー」
貴「お昼、食べていく…？」
さ「え、いーの！！」
貴「私は全然！さとみくんにはお世話になってるし……」
さ「なら遠慮なく」
と言って彼はいたずらっぽく笑った。
家へと戻ると
レイ「ﾆｬｰ!!」
まるでおかえりとでも言っているように、
レイくんが元気よく鳴いてくれた。
貴「レイくんただいま〜！
ひなちゃんといい子にしてた？」
と撫でるとゴロゴロと喉を鳴らしていた。
かわいすぎる…………
すぐに荷物を置き、レイくんとひなちゃんの分の餌を出した。
レイくんはガツガツと勢いよく食べていたので
お腹空かせちゃってたな……と反省。
でも、たくさん食べるレイくんを見て安心した。
さ「レイ、ご飯食べてくれてよかったな」
貴「うん…！さとみくんのおかげだね、ありがとう」
さ「、俺は何もしてないよ？」
貴「だって、さとみくんがいなかったら、私とレイくんは昨日倒れちゃってたかもしれないでしょ？」
さ「…俺運んだだけだけど」
貴「それにひなちゃんとも友達になれたし、
お買い物も付き合ってくれたし……
ほんとにほんとにありがとう！」
さ「…そこまで言うなら。どーいたしまして」
といい、彼は照れたように笑った。
貴「ふふっ、かわいいね」
さ「え？」
貴「え、あいや、なんでもない！！」
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莉亜(りあ) - 作者様神すぎてさとりすの人尊ﾀﾋしますよ、(？) 続ききになるぅぅ、、！！！！ (2022年2月27日 14時) (
レス) @page46 id: 1eb5a2c8ee (このIDを非表示/違反報告)
泡沫(プロフ) - 森田と森下……なんだかもりもりしてますね！(？) (2022年2月7日 18時) (レス) @page8 id: 7687e77697 (このIDを非表示/違反報告)
焙じ茶 - はわわわわ、、、かわいい、、、！さとみくん、、、！！！更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2022年2月4日 8時) (レス) @page45 id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - きゅんきゅんの渋滞なう (2021年6月12日 19時) (レス) id: aad284d8e0 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ属性の餅(プロフ) - まぁっお久しぶりです菜々瀬さん！とても楽しみにしておりました(´>ω<｀)さとみくんはもちろん、夢主ちゃんにもキュンっとなって癒されます…(´ω｀)更新、これからも応援しています…！ (2021年5月26日 0時) (レス) id: 2a0d204488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々瀬 | 作成日時：2020年4月17日 12時
