中学から高校ニ年まで不登校だった私の話

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幼稚園保育園、小学校、中学校、高校。
いくつもの学校を通して、誰もが大人への道をたどっていく。
それが当たり前。

そんな当たり前、無くなればいいのに。
学校なんて、無くなればいいのに。

そんなことを思い始めたのって、いつからだっけな。


きっかけなんて、多分、傍からみたらどうでもいい理由で、でも、それが私にとってすごく大事な理由だった。
どうせ言ったところで周りに理解されないし、してくれなくていいとか変に大人ぶって、誰にも理由を言ったことがない。だって、今思うと、自分でも「そんなことで？笑」って思うから。

でも、当時の私にとってそれが、学校に行きたくない一番の理由だった。


教室に入ったときの、なんともいえない空気。

一歩踏み出したら、崖から崩れ落ちてしまうような、そんな気がして、どうしてもその一歩が踏み出せなかった。


きっかけは、多分、起立性調節障害になったこと。
簡単に言えば、朝、体がだるくて起き上がれないっていう病気。中学になると起立性になる人が多くなるらしく、私もそのひとりだった。

でも正直、私は起立性でも、凄い軽い方だったと思う。
占ツクでも結構起立性になってる人をみるけど、そのどれもが酷い方で、当時読み漁っていた私は羨ましいなとか思ってた。学校に行かなくてもいいなんて、羨ましいなって。まあ結局行ってないんだから一緒なんだけど。

簡単に言っちゃえば、私は起立性調節障害っていうのを言い訳にして、行ってなかった。
最初はマジでキツくてなんなんこれ？ って感じだったけど、後半はもうそれを利用してた。行かなくていい理由ができた！ なんて喜んでました。だって行きたくなかったから。

学校に行きたくない理由は、教室に入った時の空気が嫌いだったから。あと、校則がだるかった。
髪の毛しばんないといけないとか、スカートの長さだとか、前髪はまゆの上にしろだとか。うるせえ！ それくらい好きにさせろよ！ って思ってました。いや今でも思ってます！笑
だってそれをしたところで、なにになるって言うの？ しかもこれより酷い校則が世の中にはあるって言うんだから、そりゃ世も末だわって言われるよねーって感じ。

髪の毛くらい好きにさせていただいても宜しくないですか？？？ ねえ？ 笑

マジで過去に戻って生徒会長なって学校の校則変えてやりたい(無理)そんな度胸ありませんけども。笑

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