くらさんとやすくん番外編６ (ページ8)

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11月キミの一生のお願いページ8

緑side

夏休みのお泊まり以来、やすからの連絡が目に見えて減った。

それでも、全く無いわけではなかったのでいよいよ受験が佳境に入ったんかな？って静観してたら11月になって「一生のお願いがあるから聞いて」ってメールが３件も立て続けに来て…

一生のお願い？

…なんやろ。

とりま落ち着いて聞けそうな時間を連絡したら、こっちから電話するって言うから、

俺はその時間になるとケータイを目の前に置いて正座で待ってた

「うーん。なんやろこの変な緊張感は…」

一生のお願いってワードのせいかな？

まー、『話がある』って言われてたらもっと慌てたやろから、それよりはマシかな？

～♪

「おわぁ！！」

ビックリしたー！

…、、こ、コホンっ。あ、あ、あ、…よ、よし。通話タップ！

「もしもーーーし」

『大倉！』

「やすー///」

声聞いたら緊張感なんてどっかにすっ飛んで行った♡

「全然連絡くれんで、寂しかったぞっ！あ、でもでも、勉強頑張ってたんかな？それとも文化祭？体育祭？…学生って結構忙しいもんなー！」

『ちょっとちょっと大倉っ、ストップ！話聞いてっ！』

「あ、ごめん(汗)…声聞けたんが嬉しくって、つい。あはははは///」

『…僕も』

「へ？」

『ずっと我慢してたから…、やっとこの電話掛けれるってなって、めっちゃ嬉しかったけど、…ちょっと恥ずかしくて///そんで、すごい緊張して、…それでちょっと遅れちゃって。…ごめん///』

「そんなん謝らんでええよ！」

『…へへへ、ありがとう///』

「そんで、…一生のお願いって？」

『あぁ……、あのね、、今月最後の日曜日ってどっか時間ある？』

「日曜日…？ええっと、、」

ちゃんとしたスケジュールはわからんけど、前の日ラジオがあるから仕事があっても夕方からやろーし、先に言うとけばある程度融通してくれるはずやから

「多分大丈夫。空けられると思うけど？」

『ほんまに！？良かった！一緒に合格発表見て！！』

「へ？」