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それを見て、まず声を出したのはやす
「あ、…あぁ///」
太陽の光が透けて眩しい。…なんて書いてある？
…、、、ん？…そか、…そかそか///
「ほら、やす。声に出して読んで聞かせて」
「…うん。
『あなたは、入学試験において、下記の学科に、……合格した事を通知します』」
「うん！うん！」
「…、、ん？『またあなたは、入試試験成績優秀につき、…別紙の通り授業料の免除が受けられます』…って、ええ？！ちょっちょっ、ちょっと大倉、封筒一回返して！！(汗)」
「は、はい！」
やすはひったくった封筒から何枚かの書類を出し、ベンチに並べて目を通すと、信じられないって顔をして
「大倉、大変！…僕、頑張ったから授業料割引してくれるって！！ばんざーーいっ！！！///」
「いやいや、そっち？(汗)」
「だって、お母さん喜ぶやん！！///」
「そらそうやけど…、なんか色々散らかったし、一回ちゃんとしよ。やすの口からきちんと聞かせて？」
「あ、…うん///えっと、あのね大倉、…僕、無事、大学、…ごーかく、しまし…た。うぐっ、、(涙)」
「なんて？！」
「大学、合格した〜(涙)」
「なんてー？」
「もー、///だから、合格したの！…東京で暮らせるの！！」
「やったー、やすー！！でかしたー！！///」
両手広げたら
「ありがとうー！！」
やすが飛び込んできて
橋の真ん中で両手繋いで「やったやった！」って、小学生みたいに何回も飛び跳ねながら回って、抱き合って、抱き上げて
「やすー！」
「…ふぇーーーーん！！(涙)」
この喜びをどう表現したらいいんかわからんくらい嬉しくて、最後には俺も一緒に泣いていた。
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年10月27日 21時
