ノッポのきみとチビのあたし ページ10
＊
「チビ！！」
「ノッポ？！」
大都会のスクランブル交差点で数年振りに再会したふたりは周囲の人々の注目の的となる。
だって、
小柄な女の子が「チビ」と叫び、
高身長の男が「ノッポ」と叫んだのだから…
＊＊＊
安「びっくりだねww」
緑「うん、びっくりした」
安「あんなに人が多いところで知り合いにあうなんて、ね？」
緑「ちゃう」
安「？」
緑「あんなに人が多いところで『チビ！』て叫ばれて、びっくりしてん」
安「あー、/////////、、ごめん」
ふたりはカフェで向かい合って座っていた。
突然の事でお互いの顔に指を差したまま言葉を失ってしまったが、いつまでも交差点の真ん中に立っているわけにもいかず、ノッポと呼ばれたチビの女の子…安子が、チビと呼ばれたノッポの男…たぁくんの手を取り、目の前にあったカフェへなだれ込んだのだ
安「とりあえず冷めないうちに飲もっか。たぁくんはコーヒー？」
緑「うん」
安「大人だねぇ。安子はホットミルク///眠れなくなると困るからww」
緑「同窓会…」
安「え？」
緑「同窓会に行く途中、やんな？」
安「そ、そーそー！///そーなの！たぁくんもそうだよね？」
緑「うん」
ふたりが通っていた小学校の同窓会が、明日、地元の大阪で行われる。それに参加する為の道中で再開した、というわけだが
安「知らなかったなぁ、たぁくん東京に居たんだ。いつから？」
緑「３年前。こっちの大学に通ってる」
安「そーなんだぁ！安子は…知ってるよね？６年生の二学期に転校してそのままずっと東京だったんだぁ」
緑「だから標準語…」
安「うそ？！ホントに？安子未だに関西弁出てるって揶揄われるのに！」
緑「全然標準語。すっかり東京人」
安「…たぁくん、なんかツレナイ」
安子がカップを両手で掴み目線を逸らすと
緑「………別に、そんなんちゃうし」
たぁくんも、ソッポを向いてコーヒーに口をつける
なんとも気不味い雰囲気…。
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青菜はやと(プロフ) - 華月さん» ありがとうございます💕でも実はお兄ちゃんが一番ワルいヒトだったり…なんて😊 (2023年1月29日 1時) (
レス) id: 5af07fbdfe (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - おにいちゃん大好き安子ちゃん可愛すぎます🤭そしてまるちゃん良かったね、と😊こんな大山田もいいですねぇ😳素敵なお話ありがとうございました💚🧡💙 (2023年1月28日 23時) (レス) @page36 id: ae400021a5 (このIDを非表示/違反報告)
青菜はやと(プロフ) - 華南さん» 永遠の三角関係。変化球大山田でした😊コメントありがとうございます💕感謝 (2023年1月28日 22時) (レス) id: 5af07fbdfe (このIDを非表示/違反報告)
華南(プロフ) - ブラコンな安子ちゃんも可愛いし、そんな安子ちゃんを好きな丸ちゃんも好き🧡いつかおにぃちゃんより好きって言ってほしいですね〜☺️ (2023年1月28日 22時) (レス) id: 61efdb8c67 (このIDを非表示/違反報告)
peteco(プロフ) - 青菜はやとさん» いましたー。8、9といましたー。9は安子ちゃんが倉様の下の名前を呼んだのでワタシ的に記念日となりました。疲労困憊ですが、オーラスまで生きます！笑 (2023年1月10日 8時) (レス) id: 971fa62389 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年9月11日 0時
