おくらとあおいおべんとうやさん（緑＊青）

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もちろんそれは会社に提出する企画書ではなく。「あおいおべんとうやさん再生プロジェクト」の一環なわけで



練りに練った上でやすにプレゼンし、またまた研修という名のデートに漕ぎ着けた



しかも、なんと、今回は…



緑「休日やし、ドライブデートやしー♡///」



あ、デートて口に出して言うてしもた//…やすの前では気をつけなな///ぐふふ♪







てなわけで、



ピカピカに磨き上げた車を商店街の入り口に停車させてやすを待っていまーす



もうそろそろ待ち合わせの時間やねんけどな…、まだ朝が明けきらんから薄暗くて店の様子まで見えんし。車から出て待ってようってドアを開けると



青「わー！まさかとは思ったけど、ホンマにおくらの車やったー！！」



朝には似つかわん高い声が背後から聞こえてきたから振り向いたんはええけど、



あかん！俺、立ちくらみしそう！！///



だって、やすの格好よ！！



ちょい長めのシャツをワン ピースみたいに着て、短パンサンダル麦わら帽子に籠バスケットて



彼女かよっ(汗)



…いや、現実、彼女になって欲しい。…ホンマ可愛くて。気を抜いたら涙が出そうで。ようサングラス掛けて来たなぁーて自分を褒めたい



青「…//」



は！あかんあかん、浸ってる場合やあらへん。やすポカーンとしてもうてるし、ちゃんとエスコートせな！



緑「おはよ、やす。朝早くからごめんな？」



青「……、、、」



緑「…？、、あの、やす？」



青「あ！…あ、ごめん///…まさか、こんな外車やとは思ってなかったからビックリしてもうて。…俺この格好で大丈夫？(汗)」



緑「大丈夫大丈夫！！てか、超似合ってる！//」



青「え、あ、…あ、ありがとう///」



はっ、しもた。心の声をブッ込んでしもた///ちょ、落ち着け俺！…平常心、平常心



緑「と、とにかく乗って？」



荷物を受け取りそれを後部座席に追いやってから、助手席を開け、…ドサクサに紛れて背中に触わりながらエスコート



はぁん//…こんなんでキュンキュンしてて俺萌え死なへんかな//




青「はぁー、あぁ」



え、いきなりため息？！



緑「どうしたん？」



青「外車とかすごいなぁ」



あー、それ…、、、



緑「残念ながら先輩からの借り物なんよ？」



青「そうなん？！」



緑「俺にこんな甲斐性あるわけないやろ！」



デコピン一発かましてからアクセルを踏むと「それもそうかww」って声が返ってきた

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