wonderful×3 (vol.14) (ページ36)

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次は双子や。まるこに聞いたらどっちも見かけてへん言うし。

黒「どこ行ったかな…。あの２人って何欲がるんやろ」

橙「りょうちんはサッカーボールかなぁ」

黒「章大は？」

橙「カードゲームとか？」

紫「なるほどな。じゃ、まずサッカーボールから見に行こか」

しかし、亮の姿はなく。

黒「章大にくっついてカードゲーム見に行ったか？」

そっちも探してみたけど、

橙「おらんねぇ」

黒「一体どこ行った？？」

しゃーないから売り場の中をぐるっと一周して。それでも見当たらんで、…ちょっと冷えてきたぞ(汗)

黒「とりあえずもう一回サッカーボールんとこ行こう」

紫橙「「うん！」」

けど、やっぱり居らん！

紫「どーしよう。どこ行ってもうたんやろっ、亮ー、亮～！」

橙「りょーちーん！」

…ッ、…ッ

紫「待って！なんか聞こえたっ！」

黒橙「「ええ？！」」

紫「シーーーーー！！」

黒橙「「×××(汗)」」

紫「亮ー！！」

…、…おかん、…っう、ううっ(涙)

紫「あの辺や！」

ヒナが指さしたところを探すと、棚と柱の隙間にうまいこと入り込んで蹲ってる亮発見！

黒「居った！」

紫「亮！」

黄「…おかーーーんっ(涙)」

ちゃっかりサッカーボール抱いてる亮は、ヒナに抱きついた途端泣き出してもうた

聞けば、すぐにサッカーボールって決めたけど、俺らが何処に居るんかわからんで(章大とニコイチで行動するつもりでちゃんと聞いてなくて)困り果ててたんやと。

ほら、亮って人見知りすごいから。誰にも聞けんかったんやろなー(汗)

黄「まるこがっ、…ヒック、…そのうちとおりかかって、たすけてくれるとおもってたのに、…ウグッ、ぜんぜんこーへんねんもんっ！まるこのアホーーーー！ビャーー！(号泣)」

橙「ええーーー、うちのせい？！(汗)」

そらとばっちりやわなぁ(苦笑)