wonderful×3 (vol.14) (ページ37)

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黒「さて。最後は章大か」

もちろん亮は知らん言うし(知ってたら助けてもらってるもんな(汗))

再びぐるっと回ってみたけど、

紫「居らん(汗)」

黒「今度こそほんまにおもちゃ売り場の外に出てしもたか？」

出口に近いカウンターのお姉さんに特徴を話すと「似たようなお子さんが上機嫌でエレベーターに乗って行くのを見かけました」て言うやないっ！

やばいやばい！！この上ってもう駐車場しかあらへんしっ！

俺は、まること亮のおもちゃの会計をヒナに任せて、急いで上へ。

しかし残念ながら、一つ上の駐車場にも、その上の駐車場にも居らん！

～♪

ん、あ、ヒナから電話やっ

紫『居ったか？』

黒「それが居らんねん！」

紫『ええっ！！どうしよっ、誘拐されたんやろか(汗)』

黒「ゆ、誘拐？！」

駐車場やから俺は事故ばっかり気にしてたけどそういうこともありえるんか…

黒「と、とにかく！このまままだ見てない屋上の駐車場行ってみるわ！」

紫『うちらもそっち向かう！』

エレベーターなんか待ってられへん。エスカレーター駆け上がって、外に出ると