wonderful×3 (vol.14) (ページ16)

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お米の袋持って、助手席にひょっこり現れたんは…

紫『元気にしてるか？』

青黄「「おかーん！！」」

おとんと一緒に居ったこともビックリやけど、え、今なんて？

青「おかん、これ、やっぱりおかん？？///」

あ、章ちゃんが聞いてくれた

紫『せやー、可愛いやろー♪』

黄「ええ↓…
青「うん！！かわいい！///」

黄「Σえーーーーーーー！！」

紫『…亮(怒)』

黄「あっ、すんません///…てか、え、章ちゃんコレおかんてわかってたん？？」

青「うん。そーやよ」ニコニコッ

黄「はあ？」

青「なー、おかんこれ高校生ん時やろ。なんでこんなんしたん？」

紫『早い話が若気の至り？…あの時はおかんも若かったでな』

青「僕もしたい！！」

黒紫黄『『「はぁーーー？？？」』』

青「僕も金髪してみたい！ねぇ、いいでしょう？」

黄「いやいや、校則で無理やし！章ちゃん地毛でも茶色いって目ぇつけられてんのにヤバいやろ」

青「けど、おかんもやってるもん(拗)」

紫『それ言われたら、うちはアカンてよう言わんわ』

青「やったー♡」

黒『けどもちろん長期休暇でやるんやで。学校行く時には戻すんも約束。おかんもそーしてたしな』

青「うんうん、ちゃんと約束守る♪」

黄「えー、ホンマにやるん？金髪とか不良やん！やめときーやぁ！」

青「亮、古いわ。金髪もファッションやし。ええやん！」

黄「…章ちゃん(汗)」

紫『まーまー、そない気ぃ揉まんでも大丈夫やで亮』

黄「なんで？」

紫『そこまでの金髪にしようと思ったら相当の覚悟と根性が要るからな』

黄「へ？」
青「覚悟って、…なに？」

紫『ブリーチがな、いっっったいんやでぇ。それはもう、頭が焼けるように痛くてな、途中何回かもんどりうったでな』

青黄「「Σ！！」」

紫『しかもそれを２セットやって色抜いて、そこから色入れたからキレイやろー。なぁー、章大？オシャレは我慢やで。アンタに出来るか？…あ、せやせや。失敗したら毛根死んでハゲるしな。そしたらお洒落どころやないし。ま、精々うまいことやってくれる美容室探すことやなー、ほななー！』

黄「Σあ、おかん！！」

くそっ！言いたいことだけ言うて、切られた！！

…そーっと静かになった章ちゃんの顔を見てみると、口ぱくばくさせて、半フリーズ状態やった