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章ちゃんの手を引いて自分たちの部屋へ行き横になりってベッドに寝かせる
青「おかんひどい。やってもええと思わせといて、ホンマはあかんって言うんやもん(涙)」
黄「あかんとは言うてないけど…」
青「あかんって言うてるんと同じやんー！、うえーん(涙)」
黄「それは自分が苦労したから、子供にも教えといたろうと思っただけで…」
青「うぇーーん！(涙)」
黄「だめだこりゃ…」
突っ伏してもーた章ちゃんのベッドに腰掛けて
黄「章ちゃんさー、アレおかんやってすぐわかったん」
青「うえーん(涙)」
黄「…はいはい、まだ喋れませんね(汗)」
答えは返ってこーへんけどひとりで話を続ける
黄「俺、あれおかんやてわからんかった。おとんの浮気相手かと思ってて…///。今考えたらあのおとんが二股なんてありえへんってすぐわかるけどなww」
青「………」グスンッ
黄「そかー、おかんにもこんな頃があってんなー」
持ってきた写真を改めて確認すると、もう逆さにしたって振り回したっておかんにしか見えんわけで
黄「垂れ目で笑顔でなかなか可愛いな…」
青「…亮」
あ、喋り出した
黄「んー？」
青「おかん可愛いって知らんかったん？僕はずっと知ってたで？」
黄「や、そらどっちかって言うたら不細工では無いけど、そんなじーっと見んし。…章ちゃんはじーっと見てたん？」
青「見てたよ」
黄「またまた…」
青「ホンマやし！」
黄「いつよ？」
青「ミルクもらってる時！」
黄「嘘やん！そんなん覚えてるワケないわ！」
青「覚えてるもん！おかんも亮も目がタレタレでそっくりで可愛いなぁって思っててんもん！」
黄「あー、そーですか、それはそれはありが…
青「Σあーーーーーーーーーーーーー！」
黄「Σ！、ちょ、ビックリするやろ！いきなりなんよ！」
青「タレ！」
黄「はぁ？！」
青「タレタレ！こないだ箱買いした万能タレの箱に、素麺移したんよ！」
黄「って事は…、ストッカー？」
青「そお。…あれ？亮ストッカー見てへんかった？」
黄「違う食品の箱の中まで見ーひんし！なんでそんなとこ入れたんよー！」
青「わからんけど、ま、いーやん。お腹減った。お素麺茹でて♡」ニコッ
さっき泣いてたカラスがもう笑ってる
なんだかなぁ(苦笑)
黄「ええけど、ホンマに髪染めるんはあかんやつやで」
青「なにそれ、もー、忘れたぁ♪」
end
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年7月4日 9時
