wonderful×3 (vol.13) (ページ26)

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wonderful mom 　～おもいで話～ページ26

黒side

「びやーーーーーん！！！(泣)」

ガバッ！！！！

ふぇぇっ！？…なんやなんや？

休みの日やからって二度寝を楽しんでたら、どっちかのギャン泣きで起こされた！

「びゃーーーん、びゃんびゃん！(泣)」

…まだ泣いてるやん。一階からか？…ヒナ居らんのか？

さすがにちょっと心配になってきて、リビングに降りていくと

青「ひっく…、ひっく…、」

ラグの上にぺたんと座って、涙溢してる章大と、きょとんとしている亮発見。

黒「章大か。どないしたんやそない泣いて。顔ぐしゃぐしゃないか。よしよし抱っこしたろな」

青「ひっく…、ひっく…、」

橙「あ、おとん、おはよ」

黒「まるこ、おはよ。ちょ、章大の顔拭きたいからタオル取って来てくれるか？」

橙「はーい」

ちょこまかと走っていくまること入れ替わりに現れたんはヒナで。両手におむつ持ってるから…

黒「ははーん、章大おむつが気持ち悪くて泣いてたんか」

橙「ちがうでー」

黒「へ？」

橙「しょうちゃんな、おかんがこわくてないたん」

黒「は？」

紫「ちゃうやんなー、章大、おかんのこと好きやんなー」

俺から章大取り上げて、まるこからもらったタオルでキレイにしたったら……

青「きゃう///」

黒「あ、ホンマや。泣かへんやん。ほならなんであんなにギャン泣きしてたんや？やっぱりおむつか？」

橙「だからー、それは、おかんがさかなちしたから…
紫「まるこ、シー！！」

黒「…なんか隠し事してるな！わかるように正直に答える！！」

紫橙「「…はーーい」」