wonderful×3 (vol.12) (ページ12)

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亮がリクエストしたんは、芝生のソリ滑り

黒「なかなかの傾斜やけど、大丈夫か？1人乗りやからおとん一緒に乗れんで？」

黄「だいじょうぶ」
青「ぼくも、へーきー♪」

黒「ほんまに？このひもずっと持っとかなあかんねんで？出来るか？」

黄「できるよ」
青「できるできる♪」

黒「自分で勝手に滑るんもあかんのやで？てっぺんのおっちゃんの言うことちゃんと聞いて、…それから、」

黄「もー、わかった！おとんうるさいっ！！」

ガーーーン！！

…もう、反抗期や(涙)

黄「いってくるから、おとんはしたでみてて！」

黒「はーーい(涙)」

亮は章大の手をがっしり掴んで、階段を登ろうとした所で思案

黒「…どうしたん？」

黄「これムリかも」

黒「どう言うこと？？」

黄「ソリもたれへん。おとんもって？」

黒「なんやねんそれ！」

ま、確かにこの子らに持たせるには、ちょっとデカイよな

黒「しゃーないなぁ」

ふたりのソリ受け取ってまとめて持って、一緒にてっぺんまで上がると

…あかん。１回目やのに膝笑いそう(汗)

黄「おとん、はよ、ソリりょうだいっ！」

黒「あ、はいはい。」

並べて置いたったら、亮は上手に乗ってスタンバイ出来たけど、ふらふらして乗り込んだ章大はひも持った拍子に体重が前に行ってもうて

青「あ、わ、わぁーーーー！」

…フライングスタート(汗)

滑り切ってから「大丈夫かー？」て声を掛けると

青「♡♡♡///」

満面の笑みで手ェ振ってるから平気そうやな(汗)

黒「次の人が滑ってくるから早よ横に逃げぇー！」

青「へー？」

黒「危ないから、横避けてー！」

青「ん？」

黒「聞こえへんのか？」

黄「おれが、いうてくる！」

黒「え？」

言うてる間に亮も滑って行って、章大を奪還。そのまま階段までスムーズに逃げてくれた

はー、やれやれ。

青黄「「おとーん！！」」

黒「んー？なんやー？」

青黄「「はよー、ソリもってー！」」

…あ、そうか。また持ったらなあかんのか(汗)