くらさんとやすくん５ (ページ33)

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ドリアイ 2 ページ33

「あら、可愛い。拗ねた♡」

ほっぺツンツン♪

「もー、ええから//早よ行こて！」

折しも、雨粒が大きくなってきて。濡れんようにて、傘を持つ俺の腕に抱きついてくるやない//

「むふふふふ//」

ああ…、こんな近くに居れるん久しぶり//香水に混じって、ほんの少し汗の匂いがする頭の上に、ほっぺぴとん♡

はう…、しあわせ♡

「ちょー、おーもーいww」

「おもないわっ」

なーんて、いちゃこらしながら歩き出したら…

『大倉くーん、まだそんなとこ居るんすかー？ww』
『安田くん、お腹減りましたー！！ww』

「んん？？」

見上げれば、窓に詰め掛けて顔出してる両チームの後輩くんたち(汗)

「てか、お前らいつから見てた？！//＝33」

『そら言えません～ww』
『それより、ご飯ー！！』
『ごはんごはんー♪』

「ごめんごめん急いで行ってくるし！おーくら、走ろう」
ニコッ

「あっ、///」

今度はギュッと手を繋がれて、傘より前に出て走るやすに、引っ張られる俺(汗)

「わわっ、濡れる、濡れるでー！」

『大倉くん、犬みたいです！ww』
『あははははっww』

「うっさいなー！お前、俺が帰るまでに腕立て百回っ！」

『Σうわっパワハラや！』
『おまわりさーん！ココにパワハラする人いますよー！』
『おまわりさん、関係あらへんしww』
『もー、なんでもいいからご飯ー！！』

「へへへ//」

「どしたん、急に笑い出して」

「だって。なんかええやん。こーいうん//ww」クスクスッ

そう言って笑うやすの顔が、眩しくて…

それもそのはず。雲間から光が差して後光みたいになってら

「あー。雨、上がったね」ニコッ

「…////」

『ちょーちょー、大倉くん、見過ぎやし！ww』
『安田くん、拝観料貰った方が良いですよww』

「せやな。ほんでそのお金でアイスでも買ってもらうし。もうちょい待っててなww」

『やったー！』
『はーーい！』
『いい子にして待ってますー！』

「と、言うわけやから。俺らも入れてアイス10本よろしくな♪」

「そんなんでええん？やすの笑顔と引き換えなら安過ぎるくらいやで？」

「ふふふ//カッコいい～おーくら先輩っ！」ピトッ

「でへへ//」

『ヒューヒュー！』
『熱い熱いー！』
『あーあ、あつはなついね～』
『あっちっちやなぁww』

「や、やめぃ、そのコテコテの関西のノリ！(汗)」

『『せやかて、関西人ですもん！』』

end…？