Sweet Blues 5 ページ24
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昨日の朝、目が覚めて、真っ白な天井を見た時に、自分がプロポーズする日になるなんて想像もせんかった。
しかも、やすと。
…そのやすは、ハダカのまま、俺の隣でスヤスヤ眠ってる。
そう言えば、やすの初めてをもらったんもこの部屋で、このベッドの上やったな…///
青「ん……ンん…///」
緑「…起きた？」
青「ほっぺ」
緑「ん？」
青「ほっぺつねって？」
緑「あー、」
それ、俺がこの家に来た時にやったから。もうコレは夢や無いってわかってるねんけど
ギュッ
青「ぁ、イタッ///……ふふふ。ホンマに夢やないんや。大倉や///」
緑「その内、やすかて大倉になるんやで？」
青「…そ、そうやね///…なんか、現実となると恥ずかしい」
緑「？」
青「僕、大倉と付き合ってる時、なんとなーく『この人と結婚するんやろなー』て思ってたから、みよじが大倉になるんか〜て、漠然と考えたりしてたんよな///」
緑「…俺も」
青「え、『安田』になる気やったん！？」
緑「あ…、それは、まぁ、俺、名前に執着ないし、うちは男兄弟ばっかりやから安田でもええよ？けど、びっくりしたんはソコやなくて、俺もやすと結婚するんやろなーて思てたん///」
青「…えっ、…あ、…そうやったんや///」
緑「そうやよ///…なんや、そう思うと、えらい遠回りしたな」
青「せやねぇww。けど、会えなかった時間があるから、大事やって事もわかるんやろし〜///」
甘えて俺の肩に戯れついてくるやすの腰に手を回し抱き寄せると、顔を上げて瞳をうるませ
青「でもホンマに僕でいいん？…病気がちのお母さんもついてくるんやで？…後悔せん？」
緑「俺かて山ほどお世話になってんから恩返しが出来るん嬉しいわ」
青「…大倉(涙)」
目を瞑った拍子にポロンと溢れた涙が朝陽に輝いてダイヤモンドみたい…。なんて綺麗なんやろ
青「…大倉？」
緑「あー、ごめん。見惚れてたww」
青「もう///」
緑「…ほら。拗ねてないで。着替えて、ふたりでおばちゃん迎えに行こう」
青「うん！///」
end？
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年7月15日 19時
